- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048735957
作品紹介・あらすじ
蝶の撮影旅行に出かけたきり、2週間も音信不通だった父が帰ってきた。ひとりで留守番をしていた12歳の少女は喜ぶ。しかし、帰国した父は、いつもと様子が違っていた。少女の身に降りかかった、甘美で残酷な"孤独"の日々。柳美里初の怪談。
感想・レビュー・書評
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自分の好きな柳美里先生の雰囲気を期待していたら違った作風で驚いた。
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途中から結末がわかってきて涙が出てきた
隣の家の女が登場する理由がわからない -
2020.4.9 読了
桜井朝春(ともはる)カメラマンの父と
娘 雨ちゃんの話。
最初から「イヤな予感」があり、
私にとってちょっと読みにくい文体では
あったんですが、
その予感が 当たってるのかどうなのかが
気になって めちゃめちゃ読み進みました。
ラストも 救いがなくて、
読後感は どんよりしてしまいました。。。
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しっとり。なぜか時々読み返したくなる作品です。
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2020/03/22
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怪談と言えば怪談かな!でも怖くは無いよ◎静かで悲しい感じ…そうそう、クラシックの曲が出てくるんだけど、それがまた物哀しくて…怪談と言えば怪談かな!でも怖くは無いよ◎静かで悲しい感じ…そうそう、クラシックの曲が出てくるんだけど、それがまた物哀しくて…2020/03/22
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結末は分かっているのに、どうしようもないことは分かっているのに、その時が来ないことを必死に願いながらページをめくり続ける。
大人と子供の狭間を生きる、哀しくも愛らしい少女の魅力に溢れた一冊。 -
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