- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048736022
作品紹介・あらすじ
許されぬ恋。背徳の純粋。誰もが目を背け、嫉妬し、傷ついた-。胸に潜む遠い日の痛み。苦みに癒される6つの物語。
感想・レビュー・書評
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yk
合わなかったー。 -
6つの短編集というか
オムニバス
始めの二篇は
まぁ面白かった -
ある街のゴシップ。見る角度で風化度合いも違うんだなと感じました。
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『桃』がやけにひらがな多くて可愛い文章だった、周りから見て大人っぽかった隼子ちゃんだけど、純粋な恋心が見えてまた切ない。
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ツ、イ、ラ、クを読む前に読んでしまったので、かなり?だった。ツイラクを読んで再読しようと思います。
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「ツ、イ、ラ、ク」の登場人物の後の物語。
あれだけの熱量でかかれた作品だもん、書きたりなかったんでしょうね、姫野さん。
ご本人が言われているように、「ツ、イ、ラ、ク」読んでないと多分つまらない。というか読まずこちらを読んでしまったかたはもったいなかったね、という感じ。
冷静で客観的な表現の本編とは描きかたも違って、登場人物の人となりが読み取れた。
最後の準子の話はきゅーんとする。
初恋の甘酸っぱさは桃の味なり。 -
短編連作のこの作品が「ツ、イ、ラ、ク」を下敷きにしたものだと気がついたのは、二本目の「高瀬舟、それから」を読んだ時だった。
「ツ、イ、ラ、ク」を読んでいない読者を想定して書いた、と後書にはあったが「青痣」などは前作を読んでいなければ観念的に過ぎて理解できないのでは。 -
「ツ、イ、ラ、ク」の主人公 準子の周りの人間から見た準子の物語を補填する六つの短編。最終話「桃」だけは準子と河村が再会する数年前の情事の思い出話のようなのものだが、性描写も随分上達している。時々謎の数式が出てくるのはちょっと理解できないが・・・。作中で準子と河村が結婚したことを臭わせており、それはそれでほっとしたような気がする。この著者のストックもあと「受難」だけになってしまったが、一応、マーク作家ということにしておこう。
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う~ん。人物があっちこっちしてぼんやり読んでいるとわかりにくいな…(笑)。嫌いじゃないよ。
姫野さんの本は初めて読んだので、もう一冊何か読んでみたいと思います。