ターニング・ポイント

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 132
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736169

感想・レビュー・書評

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  • これでシリーズ終わりだと思うと少し寂しい.由利さんが幸せになってほしかった.

  • 終わりのない終わりだ。すかっとしない・・・。

  • グレイゾーンの続きです。

    由利と亜久利が追い続けるドラッグ。
    そのデーターを持つエイ。
    亜久利を愛するがゆえに亜久利の行動に目をつぶることができない譲。

    今回もなんとかエイを退けることはできましたが・・・解決していません。
    解決していないと思います。
    エイは改心などしないだろうし、エイがエイであり続ける限り何度でも同じ事が起きる。

    せめて「ブラックウイドウ」のデーターがぶっ飛んでいることを願ってやみません。

    今回、譲の兄、明良と香港の美人さん、秋藍が登場。
    ふたりとも国境無き医師団に所属しています。
    秋藍には別の顔もありますが・・・。

    明良は亜久利のためのレスキュー隊員?華麗に手当をして去りました。

    ラストシーンは空港です。亜久利は目的のために旅立ち、譲と由利は日本に残ります。

    この物語の根底に流れる事件に合法的解決はあるのでしょうか?
    もしあるとしたら、それは、これからキャリアとして成長していく譲の手にゆだねられるのかも知れない。
    そう思いました。

  • このシリーズは、2カプ、4人の男が主要キャラだが、それぞれが違う種類の「強さ」を持っている。そして似たようなものに立ち向かう運命にある。そして4人それぞれ共通しているのが、相手を愛おしく思うあまりに、非常に自立心が高く、自己で完結できる道を選択する。想う相手を絶対に守ろうとする愛し方が強い共通項な気がする。「ボーダーライン」は由利と言う男の強靭な精神力は見た目も感触も固い鋼鉄のそれではなく、しなる竹のような、たわんで跳ね返す強さだった。亜久利のそれは、恵まれた強い肉体と豪胆さを併せ持つそれで、実に対照的だった。物理的に衝撃を受ければ傷まない筈がないのに、亜久利を見ていると、映画の中のヒーローの様に何度も立ち上がる強さだった。3部作完結…なんだろうなぁ、できればエイを徹底的に懲らしめて欲しいし、由利と佳也の再会を読みたい。奇抜なスタイルで由利が登場した時に、丁度ウォークマンでサカナクションの「セントレイ」が流れて、テンションめちゃくちゃ上がった!

  • 相変わらず由利さんいいキャラしてます。亜久利は分からず屋。

  • シリーズ三部作、最終巻

    <シリーズ紹介>

    グレイ・ゾーン 元キャリア警察官×現役キャリア警察官
    ボーダー・ライン 弁護士×過去の記憶を一部失っている刑事
    ターニング・ポイント 元キャリア警察官×現役キャリア警察官

  • 【あらすじ:芯の強いキャリア警察官・譲の恋人は、灰色の瞳を持つ元キャリアの片岡亜久利。ひたむきに亜久利を愛する譲には、二人を隔てる立場の違いがもどかしくて堪らない。しかも、譲は亜久利が、かつて事件の元凶となったドラッグを追いかけていると知る。自分も事件に関わることで、焦がれる亜久利に少しでも近づきたいと願う譲だが…!?久能千明が贈る、「グレイ・ゾーン」シリーズ、待望にして最高の第三弾。】

  • 『グレイ・ゾーン』シリーズ-03

  • 元キャリア×現キャリア(シリーズ3作目)
    ※未読です

  • 片岡亜久里(28)×香坂譲(23)。シリーズ3作目。ドキドキしました。エイが恐い。南響子ちゃんの登場場面が、ちょっとだけほっとしました。

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