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- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048736176
作品紹介・あらすじ
作家で脚本家の城研九四郎は、取材で青森県弘前を訪れる。雪の弘前城で偶然知り合った日篭千織に自宅へ招待されるが、広大な館で彼らを出迎えたのは、千織の義母で未亡人の志乃、その娘で三人の義姉妹たち、そして、研九四郎に取材を依頼したTV局のプロデューサー十詩もいた。十詩はこの家にまつわる莫大な遺産と一族についての奇妙な仮説をたてていた。しかしその翌日、能舞台の衣装を着た十詩の他殺体が城の堀の中で発見される。それは氷の張った完全な密室状態だった。犯人はどうやって彼女を殺したのか…?事件の究明に奔走する研九四郎をあざ笑うように、第二第三の殺人が起こり…。
感想・レビュー・書評
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立て殺人だー!!! ってのだけで一気に引き込まれました。ところどころ登場人物の喋り方がうざったいなあ、と感じましたが。まあ途中で慣れます。
これはもう見事に引っかかりましたね。「フェイクの真相」で見破ったつもりになってしまいましたよ。ところどころトリックが分かったように思えたけれど、きっちり騙されていました。正直言えばちょっとフェアじゃない部分もあるでしょうが、犯人当てじゃないのでいいか。
歌と、過去の因縁がどろどろでいいなあ。こういう要素はとても好き。「かげ双子」のモチーフもとても魅力的でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『弟切草』の著者による本格ミステリ。ミステリとしても無理があるし、「いづれ」とか「一本づつ」って表記はおかしいんじゃないかな?
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