福音の少年

制作 : おおた 慶文 
  • 角川書店
3.33
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本棚登録 : 1068
レビュー : 216
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736312

感想・レビュー・書評

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  • 友達に薦められて読んだ本。
    9人の死者を出したアパートの火事と、そこで亡くなった一人の少女。少女の死について、少女の恋人と、少女の幼馴染と、雑誌記者が探っていくというストーリーであり、最終的に少女の死の真相についても分かるのだが、読み終えたあとも謎ばかりが残った。登場人物の心が、考えが、示されているようで分からない。心の、自分では見えない部分、隠している部分を、他者との交流を通じて描き出しているような作品だった。

  • 未熟な少年が自分を形成していく過程でもがいている様が魅力的だと思いました。

    低評価も多いですが、成長過程の少年たちの話なので判然としない面があるのは致し方ないとおもうのですが、好みの問題もあるのかも。

  • 二人の少年と一人の少女の闇の部分が描かれていて、大人が考えるような青春の爽やかさがない。でも自分もこの年頃にはこういうドロドロした気持ちがあったかもしれないなと思い当たる、そんな本でした。国会議員と少女売春という内容がちょっと唐突で驚く。

  • 十六歳の永見明帆は、同級生の藍子とつきあっていても冷えた感情を自覚するだけ。
    唯一、彼が心に留める存在は藍子と同じアパートに住む彼女の幼なじみ、柏木陽だった。
    藍子の様子がおかしい?そう気づいたある日、母親とけんかした陽が突然泊めてくれ、と訪ねてくる。
    その夜半、陽のアパートが火事で全焼、藍子も焼死体で発見される。
    だが、それは単なる事故ではなかった。
    真相を探り始めた彼らに近づく、謎の存在。
    自分の心の奥底にある負の部分に搦め捕られそうになる、二人の少年。
    十代という若さにこそ存在する心の闇を昇華した、著者渾身の問題作。
    (アマゾンより引用)

    何かビミョー
    面白くない事はない。
    けどビミョー。
    何かハッキリせん終わり方(´・ω・`)

  • 面白い
    子供でも大人でもない「高校生」
    純真だが自分にいっぱいいっぱいな青臭さ
    (自分でいっぱいいっぱいになるのは大人も一緒か…)
    年齢とは関係なく身に着けつつある老獪さ

    大人達の動機は希薄
    永見くんと柏木くんが最後までごっちゃになった

  • ふわっとしてる

  • ⑧/47

  • もう一人の自分について


    もう一回読み直したい、と思う本。
    人間の勝手な都合と勝手な感情が複雑に混じり合って、それが折り重なって生まれた「偶然」。
    それを拾い上げて大切に持っているような…そんな感じ。
    自分でも何言ってんだと思いますが(笑)

    妙な生々しさがありました。クーラーの効いた部屋で読んでいたのですが、途中で汗が滲むほど。自分が汗っかきなせいかもしれませんが(笑)

    友情と恋愛、家族を思う気持ち。
    人間の感情の豊富さが溢れ出るお話しでした੯ू•́ू ໒⁎꒱

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著者プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

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