弁頭屋

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 96
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736398

感想・レビュー・書評

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  • うん…うーん…
    独特すぎます。
    前回借りたこの作家さんの本はすぐに途中放棄しましたが
    今回は読み残し1作品のみで。
    どれもこれも映像化不可能すぎてすごい。

  • 壊れた少女を拾ったので、と同じ作品(タイトルが変わっただけ)なのですが思い出深いのでこちらも本棚に。

    ・弁頭屋
     人の頭にお弁当を詰めて売るって発想がチャーミングです。グロいのに笑っちゃう。人を好きな気持ちなんかはごく普通なのに、何故普通に人の頭からごはんを食べるの?もう最高。

    ・赤ヒ月
     えろい。わけわかんないけど淫靡なのはわかる。はあんぐろいよお。真剣に読むととろけちゃいそうです。

    ・カデンツァ
     異常な恋愛小説。家電と人間が恋して、子供産んで、普通に生活してる。世界観がおもしろいし、家電の描き方も上手い。これを推してビブリオバトルに出ました。

    ・壊れた少女を拾ったので
     理解できない。でもなんか綺麗。正直これが表題作になってしまったのはタイトルのインパクトだけだと思います。

    ・桃色遊戯
     こういったSFなら好きです。世界の終わりを描いた美しい絶望の物語。ぞわぞわしてきて気持ち悪いです。

    内容との繋がりは見えませんが、装丁はこちらが好みです。

  • キモイ、つまらん、意味不明。
    この著者の本はもう読むことはないだろう。

  • 「壊れた少女を拾ったので」以外は良かったです。特に最後の「桃色遊戯」は、叙情的でさえありました。

  • 星2か迷ったけど3つで。
    かなり前に読んだから内容曖昧だけど、とりあえず気持ちが悪くなった事は覚えてる。
    飯時はやめた方がいいかな。

  • キラキラなホログラムでちょっとファンシーぶった表紙ですが中を開けばグロいホラー短編集。人食とか虫とかとにかく気持ち悪いです。
    気持ち悪いんだけど読んでしまう。こういうのは嫌いじゃない。
    でも虫が嫌いな人は絶対読まない方がいいと思います。
    世界が謎のピンクのダニに侵食される話が怖かった。どんどん体内に抗体を作って何をやっても倒せない殺人兵器と化したダニが無数に湧き出てきて人間を襲うというのは本当に恐怖。これだけでSF映画一本できそうだ。

  • 新書購入

     ホラー。短編集。わりと、ファンタスティックというか、メルヘン。
     被虐と嗜虐、スプラッタ。

     相変わらずよのお、遠藤さん。
     「姉飼い」と変わってない、不条理さ。
     表題。
     バンで販売している美人双子姉妹の弁当屋さんがいて、その容器は人間の頭。
     ゆえに「弁頭屋」だったり。
     「赤ヒ月」は腹を引き裂いて内臓を食う。食われる恍惚、食う恍惚。
     そして、それで別に死ぬわけじゃない。
     「桃色遊戯」はタイトルからHを連想するが、桃色のダニが蔓延していく話で、いつもながらに、遠藤さんはそういう性的なものに潔癖感があるよな(笑)
     
     頭の中の妄想が、無夜の中と微妙に重なり合っているもよう。
     彼の作品は「心の師」にはならないのだが、読みやすく心地よい世界が広がっていて、時たま、主人公達が羨ましい・・・。 

  • グロが苦手な人はおすすめしない
    描写が結構きつい

  • ハァア。
    弁頭屋からビックリした、て、「頭」ってちゃんと付いてたねそういえば^^;

    フツーにすごい世界が展開するので、だんだん麻痺して、最後は何がどうなろうとどうでもよくなる。
    そんな感じの短編集。でも一編一編、面白い。

    血まみれでエグい描写満載だけど、ふっと光る、清廉な描写が点々とあるのが興味深かった。

    カデンツァのビジュアル系炊飯器ってくだりに爆笑してしまったよ……

    「壊れた少女を拾ったので」、すごく雰囲気がイイ。
    文庫化された時、これが表題作になったんだ?
    しかも推理賞を受賞されたそうで。へええ。
    でも表紙の装丁画はこの単行本のほうが断然いい。
    この表紙の絵、インパクトあり過ぎ^^;

    世界や心を解体するように、身体を解体して、自分の中に取り込む。
    そんな世界。

  • 正直なはなし、表題作とラストの話しか覚えていない。あとたてきない話。でもたてきない話と、ラストの桃色話は印象的、好き。

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著者プロフィール

遠藤 徹(えんどう とおる)
1961年神戸市生まれ。同志社大学グローバル地域文化学部教授。研究テーマはプラスチック、モンスター等多岐にわたり、以下のような評論・研究書を著している。『溶解論 ―不定形のエロス―』『プラスチックの文化史 ―可塑性物質の神話学―』(ともに水声社)、『ポスト・ヒューマン・ボディーズ』(青弓社)、『ケミカル・メタモルフォーシス』(河出書房新社)、『スーパーマンの誕生 ―KKK・自警主義・優生学―』『バットマンの死 ―ポスト9.11 のアメリカ社会とスーパーヒーロー―』(ともに新評論)など。
また小説家としても活躍し、「姉飼」で第10回日本ホラー小説大賞を受賞、「麝香猫」で第35回川端康成文学賞候補となる。主な作品集に以下のものがある。『姉飼』『壊れた少女を拾ったので』『おがみむし』『戦争大臣』(以上、角川ホラー文庫)、『ネル』(早川書房)、『むかでろりん』(集英社)、『贄の王』(未知谷)など。最新刊は本書と同時刊行の『七福神戦争』(五月書房新社)。

「2018年 『七福神戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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