シャングリ・ラ

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 804
レビュー : 155
  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736404

感想・レビュー・書評

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  • 世界観や登場人物は良かったのに、
    どうも読み辛かった。
    後半のコミカルな描写が多すぎて冗長な印象を受けた。
    あと、
    「死なない」物語ではないのに、
    一部キャラクターのギャグに近いタフさに強い違和感を感じたのも楽しみきれない要因だった。
    何度致命傷らしきもの?をくらっても、
    すぐに再登場するキャラの繰り返しに最後の方は少しうんざりした。

  • アニメから入ったのだがアニメよりはるかに分かりやすかった。この物語はSFであり、オカルトであり、エコノミーであり、神話である。アニメでは省かれていたが、この物語は国産みの物語で、東京の物語なのだ。アニメのラストも悪くはないが、原作を読むと原作のラストのほうがある意味しっくりくる。

  • 表紙詐欺。

  • 地球温暖化防止のため、森林都市に生まれ変わる東京。しかし、そこは理想郷(シャングリ・ラ)ではなかったー。近未来、スコールで瀑布する地上、自然災害をものともしない空中都市「アトラス」、炭素税というビジネスなどなど大好きな世界観だったのですが。。戦闘シーンの長さ、擬態素材や武器の仕様、國子を筆頭とするキャラクターがあまにりにも漫画の様な感じで、少し物語に溶け込めませんでした。次は「テンペスト」へ!

  • 設定・世界観は胸躍るものがあるけれど
    肝心要の物語がイマイチという
    ものすごくもったいない感が強い本だった。

  • テンペストが面白かったので、こちらも読んでみました。
    奇想天外な展開が次から次へと。ありえへんと思いながらも一気に読み切りました。読了の爽快感がちょっと足りなかったので★4つ

  • 地球温暖化が深刻になり、森林化が進んだ東京が舞台の超長編SFアクション物語。”戦う美少女”が活躍する様はラノベに近い印象を受ける。
    読書速度が人より遅い自分ですらこの量を一ヶ月で読み終えた事実がこの小説の面白さを物語っている。
    ただこの小説について書けと言われるとこれがまたスケールが大きすぎて何に触れていけばいいのか迷うが、ただやはり超長編小説の面白さはストーリーなのだなと改めて実感。長ければ長いほど登場人物に感情移入させやすい気がするし、世界観や舞台だって書けば書くほどその詳細まで描くことができる。それに対してストーリーは読者を惹きつけておくのが難しくなる。だからこの作品が面白かったのは一意に最後まで飽きさせないストーリーゆえなのだろう。あとの読み所は、映像化したくなるほど濃ゆい登場人物たちか。
    一つマイナスなのは戦闘シーンが雑。まるで目の前に迫ってくるような緊迫感、そんなのが欲しかった。

  • 温暖化で熱帯と化した東京という近未来SFものとしてはある意味陳腐な設定ながらも、キャラの魅力と文章の力で一気に読ませる。敵味方問わず、ラノベも真っ青のはっちゃけたキャラクターたちが、序盤から最後までハイテンションで暴れ回る。ストーリーは停滞することなく、どこをとってもクライマックスといってもよい疾走感。ややご都合主義的な展開もあるが、そこも含めて良質の「王道少年漫画」を読んだ時のような気分を味合うことができる。

  • 草薙は本来、戦う理由のない男だ。だか、正義とか悪とかにこだわる。人は信じたものが正義になるということを彼はまだ知らない。
    (P.440)

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著者プロフィール

1970年沖縄県生まれ。早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。96年『風車祭』で直木賞候補に。沖縄の伝承と現代を融合させた世界を確立。圧倒的なスケールのエンタメ作品を次々と発表。著書に『レキオス』『シャングリラ』『テンペスト』『黙示録』などがある。

「2017年 『ヒストリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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