記憶の食卓

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 135
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736442

感想・レビュー・書評

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  • タイトル変わって再刊されたみたいだね。

  • 名簿屋で働く主人公はある日、自分の個人情報が詳細に記載された名簿を見つける。
    巷で起きている猟奇的な連続殺人の被害者が、その名簿に載っている事に気づいたが
    十四人の中の四人がすでに殺されていた。まさか次に狙われるのは自分だなんてことは…。

    謎の名簿を手に入れた青年、賢さゆえ周囲に馴染めない少年、おかしな行動を取る男、と 視点が細かく変わりながら進んでいきますが終始つきまとうのは『食べる』という事。
    皆が美味しそうに楽しく食事するのが理解できない、どうしても○○が食べられない、食事そのものに嫌悪感がある、などなど。
    … おぞましい想像をしてしまうがそれすら作者の思惑通りなのだろう。生理的嫌悪感にゾワゾワする作品。抵抗のない方におすすめ。

  • 名簿屋の話に始まり、個人情報漏洩の話からそっち系の社会派な怖い話に進んでいくのかな~と期待して手に取ったものの、全く違った方向に話が進んでびっくり!
    しかも、視覚、嗅覚、皮膚感覚にまで訴えかけるような気持ち悪さが終始つきまとう。
    シーンがころころ入れ替わり、整理をつけるのは大変だったものの、それらが最終的にどう繋がっていくのかということへの興味だけで読み進めた。
    最後は「あ~、そっちへ行ったか~」的な種明かしで、私の好みではなかった。残念。

  • ホラー。ミステリ。カニバリズム。
    食。記憶。名簿。殺人事件。自殺。
    折原と遠藤、二人の目線から交互に進む物語。
    思いのほか複雑なストーリーでした。

  • ただのミステリーと思ったら、ホラーミステリーだった。そして、ちょっとグロい系ホラーだった。




    名簿会社に勤める折原は、ある日買い付けた名簿の中から自分の個人情報を見つける。その名簿には、自分を含め14人の個人情報があった。不思議に思いながら帰宅し、夜のニュース番組を見ると、名簿の中の1人が殺害されていたのだった…。




    個人情報ってダダ漏れなのねと思いながらも、折原が手にした名簿はなんだろうと読み進めた。
    だけど、だんだん終盤に差し掛かるとちょっとグロい表現も出てきて、ウヘーと思いながらも読んだ。
    読み終わってからは、登場人物全員がおかしな人たちだったなと思った。


    たぶん、もう読まないと思うな。


    2015.10.31 読了

  • 私も人の食べている姿、あまり見たくない。特にクチャクチャしながら食べているとか、不味そうに食べるとか、食べ方が汚い人を見るのがイヤ。そういう部分的に理解出来るところもあったんだけど、トータルでは「ん???」だった。

    ボーシ屋は何でそんな狂ったようなことしてんの?何で?痛くないの?ないと日常生活に不便じゃないの?よくわからない。でも読み直す気にもならないので、わからないままにしておく。

  • 偶然手にした名簿は顔写真まで載ったもので、そこには自分の名前もあった。そして、リストに載った数人は殺人事件の被害者になっていると知る。
    次は自分ではないかとおびえる主人公は、同僚の女性と調査を始める。
    そのリストに載った人々と、自分は食卓を囲んだ事があるのではないか。記憶の食卓とは・・・

  • 名簿会社に勤める主人公は、ある日自分の名前が載っている名簿を見つける。何の名簿なのか分からない。しかし、そこに載っている名前は連続猟奇殺人事件の被害者だと分かり、次は自分が犠牲になるのかとおののく。会社の先輩と調査を開始するのだが…。
    チャーハン嫌いな青年と食べ物に関心のない少年の話が交互に繰り出されていくのだが、非常にテンポ良く読み進められる。明日は仕事なのに、ついつい夜更かしをしてしまった。
    非常に面白いのだが、詳細に書かれているグロ系なので要注意。

  • 気持ち悪い気持ち悪い、と言いながらも
    1日で読み終わってしまった私は
    こういうのが好きなんだろうか…

  • 名簿売りをしている主人公は情報の入力をしている際見知らぬ名簿に気づく。それには写真入りで14名の人々とともに主人公の個人情報が記載されていた。さらにそのうち4名は連続殺人事件の被害者としてすでに死んでいた。主人公は同僚とその謎の名簿について探って行く。
    もう一人の主人公小学生の遠藤。賢い故に周囲の人間を虫のようにしか思えない。食べるということを不気味に感じている。そんな遠藤にただ一人構ってくる田辺。田辺は食べている人を見るのが大好き。そんな時子供が殺害される事件が相次いでいた。
    このふたつのストーリーが交互に展開される。


    愛するその者の一部になる…食すことが愛の証明となる…。
    まあ面白かったです。こういういかれた話が好きです。なんとなく地盤ぐらぐらのところで終盤さらにぐらぐら。はちゃめちゃなのですが好きなので許す。

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著者プロフィール

'58年、大阪生まれ。高校時代に筒井康隆氏主宰の同人誌「ネオ・ヌル」で活躍後、'79年に「奇想天外新人賞」を別名義で受賞。'92年に『王の眠る丘』で「ハイ! ノヴェル大賞」を受賞。他に、『MOUSE』、『スイート・リトル・ベイビー』等々著作多数。また『バイオハザード』ほかノベライズも多数手がける。

「2017年 『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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