夜市

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 2215
レビュー : 499
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736510

感想・レビュー・書評

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  • 幻想的な雰囲気を醸し出しつつも、残酷な物語。
    ※スプラッター的な怖さではないです。
    人の知ることの出来ないあの世に近い世界を淡々と描いている。
    だけど、これは逸品。
    人に薦めて貸したら戻ってこなくなってしまった(^_^;)

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「あの世に近い世界を淡々と」
      私は、恐い話を読めない人なのですが、此れはジーンとなりました。。。
      「あの世に近い世界を淡々と」
      私は、恐い話を読めない人なのですが、此れはジーンとなりました。。。
      2013/07/08
  • 面白かった!
    さすが第12回ホラー大賞作品。

    ホラーでありながらファンタジー。
    読んでいると、映像が浮かんでくるような作品。
    短くまとまっているし、読みやすい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ホラーでありながらファンタジー」
      怖くないと聞いて購入しちゃいました。。。
      でも、積読の下の方に置いてある←やっぱり表紙が意味有り気で怖い...
      「ホラーでありながらファンタジー」
      怖くないと聞いて購入しちゃいました。。。
      でも、積読の下の方に置いてある←やっぱり表紙が意味有り気で怖い(ジャケ買いに近いのに)
      2012/08/24
    • maoさん
      nyancomaruさま

      度々のコメントありがとうございます(覚えていらっしゃらないかな)
      どうやってお返事返したらいいかわからない...
      nyancomaruさま

      度々のコメントありがとうございます(覚えていらっしゃらないかな)
      どうやってお返事返したらいいかわからないのでこちらに。
      夜市ぜひ読んで、感想聞かせてくださいませ。
      2012/08/24
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「感想聞かせてくださいませ」
      了解←レビュー書いていない本が結構あって、、、エエカッコしようとして筆が進まない。。。

      「覚えていらっしゃら...
      「感想聞かせてくださいませ」
      了解←レビュー書いていない本が結構あって、、、エエカッコしようとして筆が進まない。。。

      「覚えていらっしゃらないかな」
      猫の人は皆オトモダチ~
      2012/08/30
  • ホラーとのことですが、私的にはホラーというより幻想小説。(notファンタジー)
    パーツだけ切り取れば人が死んだり異世界だったり人外満載だったりでホラーなのですが、筆者の文章力がそのおどろおどろしさを綺麗にカバーしているので全然怖くないのです。
    元より読者を(恐怖で)驚かせる為の意図めいたものが全く感じられないので、やっぱりホラーという気がしません。

    独自世界の構築力、解り易く読み易い文章力、整った言葉、何処となく倦怠感に満ちた登場人物の描写etc…とてもレベルの高い小説です。
    正直昨今だと、こういう世界を書き出すのに変に小難しい単語を並べたがる著者が多いと思いますが、そういうのはテンポが悪くなるので苦手…という人にお勧めです。
    ストーリーの展開については色々小難しいことを言う人もいそうですが、意外性を変に求めすぎるのでもなければ、私は純粋に面白いと思います。

  • リピート2回目です。「夜市」「風の古道」の2編収録。表題の「夜市」第12回日本ホラー小説大賞受賞作。難しく無く描写の画像も想像出来る。2作品共にホラーでありながら悲しみ、切なさも有り。
    '07.09.22読書完了

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ホラーでありながら」
      2作とも怪異を描きながら、人の心に重点を置いていたから私も読めました。恒川光太郎の他の作品も読んでみるつもり。。。
      「ホラーでありながら」
      2作とも怪異を描きながら、人の心に重点を置いていたから私も読めました。恒川光太郎の他の作品も読んでみるつもり。。。
      2013/05/02
  • 巻末の解説にも書いているように、ホラーではなく鬼や妖怪が出てくる日本のダークファンタジー要素が強い。
    奇々怪界な世界の中で起こった切ない話。
    ストーリーと何とも言えない綺麗な文体がマッチしてて、読みやすい。
    ジワリと広がるような読み心地でした。

  • お祭りの夜って
    その場は明るくて賑やかだけど、一本裏の道に入ったら暗くていつもの夜で、その境い目が怖かったりする。
    そんな事を思い出した。
    ファンタジーに近いホラー。表題作よりも風の古道の方が怖かった。幻想的でその情景を思い浮かべながら一気に引き込まれる魅力的な作品。とても面白かったです。

  • この世と違う場所に関わった以上、何事もなく帰ってくるなんてことはあり得ない。運命は変わってしまった。
    いや、それも含めて運命か。
    巻き込まれたのか、巻き込まれに行ったのか。
    それもまた運命。

  • 独特の世界観なのに、日常の隣、当たり前のようでもある。
    ホラーという概念をまるで違うものにしてもらった。

    「夜市」
    「風の古道」

  • 第12回日本ホラー小説大賞受賞作だけど、これはホラーじゃなくてファンタジーじゃないのかなあ?でもそんなこと度外視しても、傑作であることには違いないと思った。

    お祭りの夜、不思議な「夜市」に紛れ込んでしまった幼い兄弟。そこで兄は弟を人攫いに「売って」しまい、その代わりに「野球の才能」を買ってしまったのだ。そして戻った現実の世界では弟ははじめからいないことになっていた。野球の才能を発揮するようになった兄だったが、しだいに罪の意識に苦しめられるようになり、再び「夜市」を訪れて弟を取り返そうとするのだったが・・。

    ここまでの話だと先が読める感じがするのだが、実際は想像を絶するというか、絶対誰もに書けない物語が始まってゆくのだ。こういう話を考えられるの作者の頭の中はどうなっているんだろう?多少病的な危うさを感じてしまったのは私だけだろうか?
     
    幻想的で美しくて、映画を見ているような気持ちにさせられる。全体を覆う「し~ん」とした「暗さ」は、小さいときに見た「悪夢」の中のようだった。
     
    もう一作の「風の古道」は書き下ろし作品で、これもなかなかのものだと思ったが、「夜市」にくらべるとちょっとゴタゴタした感じがした。それにしても今までにはいなかった作風を持つ新人作家だと思う。次作も楽しみだ。

  • ホラーと聞いて読み始めましたが、どちらかというと不思議なお話、世にも奇妙な物語といった感じでした。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』『南の子供が夜いくところ』『竜が最後に帰る場所』『金色の獣、彼方へ』『南の子供が夜いくところ 』『スタープレイヤー』『ヘヴンメイカー』などがある。

「2019年 『白昼夢の森の少女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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