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- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048736602
作品紹介・あらすじ
徳川家康の時代、八王子には千人同心と呼ばれる半士半農の郷士がいた。十七歳の風一もそんな家に生まれた一人。八王子を治める大久保長安が没し、その膨大な資産に目をつけた幕府は一族郎党に死罪を言い渡す。長安の直轄家臣団は幕府に徹底抗戦をとなえるが、千人同心は旧武田の家臣団で長安に義理はない。その結果、千人同心と直轄家臣団は反目。ついには風一の父を含む千人同心側の多数の重鎮が惨殺された。しかも襲ったのは風一の幼なじみ、火蔵と火捨だった。さらに風一たちは、幕府への忠誠を示すため、家臣団の掃討を余儀なくされる。傑作時代長編。
感想・レビュー・書評
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信濃町などを舞台とした作品です。
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淡々として趣きに乏しかったな
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幕府によってもたらされた大久保長安「石見陣屋敷」の一族郎党と八王子千人同心達との戦い。その渦中に巻き込まれた風一、林牙、火蔵、山坊たち。その胸中には「青々として清冽なものが一瞬のうちに体のなかに満ちる」ような感覚があった。
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