女たちは二度遊ぶ

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736824

作品紹介・あらすじ

本当になんにもしない女だった。炊事、洗濯、掃除はおろか、こちらが注意しないと、三日も風呂に入らないほどだった-。甘く、ときに苦く哀しい、"日本の美しい女たち"11人の物語。女の生態と男の心理をリアルに描く、著者会心のイレブン・ストーリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 男の人目線の女の人。
    前半ナチュラルに女の人のこと馬鹿にしてるなぁと思った。
    後半はまぁまぁ面白い。
    短編だから全部読めたけど逆に短編だからそんなに面白くなかったのかも。

  • もっと遊びたいですw

    ってな事で、吉田修一の『女たちは二度遊ぶ』

    どしゃぶりの女
    公衆電話の女
    自己破産の女
    殺したい女
    夢の女
    平日公休の女
    泣かない女
    最初の妻
    CMの女
    十一人目の女
    ゴシップ雑誌を読む女

    の十一人の女と男達の短編集。

    男と女の読み手によっては捉え方が違ってくるのかな?

    女の話より男の心の揺れ具合をまったり表現した様に感じたかなw

    どの編も投げっ放なしジャーマンの様なラストで打ち所によっては大怪我しそうな投げっぷりに、妄想の余韻を楽しめる♪(笑)

    2018年39冊目

  • 不思議な女の人たち
    そして男も・・・

  • いろんな女性がいる。

    軽く読めて、ナニゲに面白くて良かった

  • 3.9さくっと読めた。異性愛者の女と言う存在へのオマージュ。わすれられない女性。大切だった女性。そう言う女性を思い出す短編集。

  • 男性目線で書かれた女性のこと。短編。

    殺したい女が、続横道世之介にリンクした。(笑)

    変な女ばっかりやけど、
    変な男だから、変な女と出会うんやろう。
    世の中そんな変な女ばっかりじゃないよ。

  • やりたい事って誰かに話した時点でやった気になってるの本当にそうだなと、思いつつ、やりたいことを誰かに話しておくと、手助けしてくれたり、思考がクリアになったりもするから、いい塩梅で実現に向けて進めないとな
    男性作家の描く、男女関係の短編集は案外初めて読んだのかもしれない。男性の視点から見た女性像は、理解できるけど、それに伴う男性の行動は、さっぱり理解不能。リアリティがあるからこそ、分からないんだよなあ。どうしてその行動をとって相手があえて、傷付くのにしてしまうのか。難しいグレーな状態で、選択を迫られて、それを選ぶのか…と少し悲しくなった

  • 読了日2011/03
    過去に出会ったとも言えないほどの出会いの女たちを男性目線で描かれている短編集。
    自分の人生の中で、通りすぎていった女たち。愛した女ではなく、忘れられない(決していい意味のほうではなく)女。
    そして、忘れられないのは、女自身ではなく、女の言葉だったり、空気だったり、まわりの風景だったり・・
    こういうの男性特有だなぁと思う。
    女性は、次へ行くと過去は削除される性質の人が多いので、そういうことあんまり思い出したりしないんじゃないかな・・

  • 吉田さん 初めて読みました。

  • さっと読めるが、後に残らない。いい話もあるが、なんだこれが多い。

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著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

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