タクミくんシリーズ 暁を待つまで

著者 : ごとうしのぶ

• 角川書店 (2006年8月31日発売)

感想・レビュー・書評

[海月かなえさんの感想 · 2011年7月13日]

タクミくんシリーズの１年生編です。
ご長寿ＢＬ小説ですね。何しろ、このシリーズが出た当初は、ＢＬ専門の文庫って無かったですから…。スニーカー文庫ですものｗ
角川、勇気あるなぁ…。

さてまぁ、タクミくんは本編だと現在３年の夏（次から２学期？）ですが、これは１年生の頃のお話ということで、ギイともまだ接点のない頃ですね。
読みやすいけど、二人の会話は無いので物足りない感じもします。まぁ、しょうがないんですがねｗ

一年生編、という割りに、この後が出ていないわけですが…。
出るのかなぁ？

ちなみに、タクミくんシリーズをもしも今から読むのでしたら、「そして春風にささやいて」からをお勧めしますｗ
私は毎回５冊前後でとまってしまいますが…。ひとつのシリーズに集中して何冊もは読めないので…orz

[tanokurasさんの感想 · 2017年12月30日]

密林のレビューなんかを読むと、かなり不評みたいだけれど、田野倉は楽しく読んだ。片思い時代のギイのヘタレっぷりがいい(笑)タクミくんシリーズはコミックスしか読んでいないのだけれど、活字の方も読みたくなるくらいにはいい出来だと思う。不満なレビューでは、「この内容なら文庫で出しても」が多かったけれど、これは単行本にした方がいいと思った。文庫だと、ギイのタクミへのラブっぷりが伝わりにくいような感じがしたから。

[ほじさんの感想 · 2013年9月18日]

う～ん、悪くはないけどこの値段を出してまで・・・って気持ちが残ったのは否めない。悪い話じゃないんだけど。

[セイさんの感想 · 2009年11月4日]

いつもの時期（年末年始）の発売じゃなかったので
「おおや和美の別の人の本」だと認識して全力スルーしてた本。

後輩と本屋に行ったときに教えてもらった。
あーびっくりした。

タクミがまだ人間接触嫌悪症真っ只中。
鈴木健志が学校生活を送れている。

[hikata28さんの感想 · 2008年8月24日]

タクミくんシリーズの１５周年記念で発刊された、タクミくんとギィの１年生の頃のお話です。
タクミくんシリーズは２人が２年生になったところから始まるので、２人の１年生の話はコレ一本なのです！！！

まだ２人が同室になる前の、ギィの切ない片思いを描いた話です。
人を寄せ付けない刺々しいタクミくんも、通常の文庫シリーズじゃ見れない貴重な姿です！

ツンデレすぎて泣けますｗｗｗ

[のぶこさんの感想 · 2008年6月4日]

08/5/28
1年生バージョン。ギイの片想い中のお話でした。
奈良先輩が好きだったので彼がたくさん登場していて嬉しかったです。
番外編は｢がんばれ真行寺！！｣と思わず応援したくなるくらい健気で可愛かったです。
『せめて自分を見てくれれば。一瞬でいいから。』88P

[桜さんの感想 · 2008年5月23日]

１年生編、ということで、ギイの片想い時代のお話。ラブラブには遠い切ない物語ですが、陰ながらタクミを想っているギイの姿にかなりトキメキました♪　同時収録の真行寺×三洲の『まい　ふぁにぃ　ばれんたいん』も可愛いお話で良かったです。（2008.04.23読了）

[haruさんの感想 · 2006年9月24日]

好きな相手にはついつい世話を焼きたくなってしまう。
そんな片思いの可愛い可愛い話。

[ときめきさんの感想 · 2006年9月16日]

タクミくんが文庫でなく大きいサイズで登場。一年生ギイがメインということで出るのを今か今かと待ってました！つまり片思い中のギイ君ですよ！切ない、切ないです・・・。
相楽さんが名前しか出なかったのが残念。実は彼から逃げるギイをみたかったんですよねぇ。襲われる立場のギイってのが。ふふふ。この時代も、もっと読みたいですね。

著者プロフィール

静岡県に生まれる。ピアノ教師を経て小説家に。著作に「タクミくん」シリーズ、「カナデ、奏でます！」シリーズ、『崎義一の優雅なる生活 ＢＬＵＥ　ＲＯＳＥ』『崎義一の優雅なる生活 エリカの咲く庭』などがある。

「2023年 『タクミくんシリーズ 30th Anniversary Fanbook Memorial Days』 で使われていた紹介文から引用しています。」