145gの孤独

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 125
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736923

作品紹介・あらすじ

プロ野球投手として活躍していた倉沢修介は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後、雑用専門の便利屋を始めた倉沢だが、その業務の一環として「付き添い屋」の仕事を立ち上げることになる。そんな倉沢のもとに、ひとりの人妻が訪れる。それは「今週の水曜、私の息子がサッカーの観戦をするので、それに付き添ってほしい」という依頼だった。不可思議な内容に首を傾げながらも、少年に付き添うことになる倉沢。その仕事が終わるや、またも彼女から「来週の水曜もお願いします」という電話が入る。不審に思った倉沢は…。情感豊かな筆致で綴りあげた、ハートウォーミング・ミステリ。第25回横溝正史ミステリ大賞受賞第一作。

感想・レビュー・書評

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  • 女性、シングルマザーが生きていくのは大変だなと思った。今、主人公が翠の身辺調査をしているところ。この先が楽しみ。第一章を、読み終えました。
    一章一話みたいです。主人公に引き込まれないのでここで読了。

  • 死球でバッターに重症を負わせたピッチャーが、野球を辞めてそのバッターと妹と3人で便利屋をやる話。
    途中でいろんな伏線が明らかになっていったけど、どれも意外で驚いた。
    面白かった。

  •  連作で、ぼやけた人間関係が少しずつ明かされていきます。相変わらず主人公はふざけ過ぎですが、彼が抱えている残酷な問題とのバランスなのか?いい人が多すぎるのも現実感がないような。
     一話一話がさくっと読めるので通勤や隙間時間にお勧めです。読後感はものすごくいいです。

  • 2014/04/21
    移動中

  • 一つの話が長く引き伸ばしている気がした。読んでる途中で気持ちがだれたような。。。もう少し短い方が、テンポが良くて飽きずに読めると思う。

  • 連ドラだね。
    1話完結で、とっつきやすいなぁ…と思って観てたら、
    実はゆるやかに繋がってたり、伏線だったんだぁ!なんて驚きがあったり。
    で、最後は拡大バージョン。

    うん。結構イケる。
    面白くって、苦しい。


    その苦しみの質が、とってもイイ。

  • 最近は伊岡瞬がお気に入りで購入したものの積読してました。ようやく読了するものの、ちょっと軽いかなぁと。まあ伊岡瞬はソフト・ハードボイルド(なんて単語だw)って感じだしねぇ。(笑)

    途中に語られる真実は中々重いものがあり、真佐夫と外で語るシーンや旧友でもあろう村越が依頼に訪問してくる時に出ていく真佐夫…。思い返せば伏線は張られてあるんですね。いや、伏線というか設定が。

    最後の話は、それまでの流れからするとちょっとインパクトが足りなかったかもしれない。まあ全体的に面白かったけど。

    それにしても伊岡瞬の作品に登場する女性は、どこか男の欲求というか偶像、露骨ではない何か淡い女性像を描くのが上手いなぁ。晴香ちゃんのツンデレが素晴らしい(笑)

  • なんとなく手に取り、帯にひかれて読んでみました。この方の作品は初めてです。最初は池袋ウエストゲートパークのような依頼に顔を突っ込むタイプの軽い内容かと。ただ主人公の軽さとはうらはらに文章が重くて気軽に読めなかった。正直、読むの疲れました。あと主人公の性格についていけなかった。嫌いなタイプだからかな。まず仕事をキャンセルとかありえない。はぁ?って(笑)主人公の甘さに読んでてイライラ。本当は★2にしようかとも思ったんだけど最後まで読んだし2に近い★3にします。

  • 仕事が忙しかったことと、それほど惹きつけられなかったせいで、ものすごく読むのに時間がかかりました。雰囲気は硬めで好きだったのですが、どうも主人公の世界には馴染めませんでした。

  • プロでピッチャーをしていたが、危険球による事故が原因で退団した元プロ野球選手が、拾われた便利屋で、自分と向き合う連作短編、というのか。

    便利屋の新事業・付き添い屋を嫌々ながら引き受けて、
    依頼者の裏事情を知って苦悩したりする、
    くたびれたおっさん自身にも裏があって、
    それが発覚したときは、ふつうにびっくりした。

    ちょっとずるいなと思わなくもないけど、
    くたびれたダメなおっさんが、なんだかすごく愛いやつに思えるのが、ハードボイルドっぽいものだと思っているので、
    個人的には楽しめましたが。

    おっさんの裏と、その明かし方が受け入れられるかどうかが分かれ道かなぁ。

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著者プロフィール

伊岡 瞬(いおか しゅん)
1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞しデビュー。著書に『145gの孤独』『教室に雨はふらない』『代償』『ひとりぼっちのあいつ』等がある。
2010年「ミスファイア」で第63回日本推理作家協会賞(短編部門)候補、2011年『明日の雨は。』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補、2014年『代償』で第5回山田風太郎賞候補、2018年『痣』で第20回大藪春彦賞候補。

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