スピン

著者 :
  • KADOKAWA
3.10
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  • (57)
  • (26)
本棚登録 : 1044
感想 : 115
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736947

作品紹介・あらすじ

このバスから、誰も降りることはできない。そう、東京タワーに着くまでは-!同時多発バスジャックという誰も見たことのない戦慄が、いまエンジンを始動する。

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の少年たちが自分を理解してくれない周りの人たちへ復讐(?)するためにバスジャックする話。

    ・・・言うのも申し訳ないくらい全然のめりこめなかった。山田さんの作品はありきたりながらも結末が気になるため最後までちゃんと読むんですが、途中で挫折するくらい全く話に魅力を感じませんでした。
    山田さんは世間に訴えかけるようなストーリーが多いですが(世の中の理不尽さとか無常さとか)構成はいいのに毎回オチやらストーリーが陳腐なんですよねぇ・・・。
    レンタルチルドレンとかスイッチを押すときなど好きな作品もあるんですが、全体的に山田さんの文章は肌に合わない。

  • [要旨]
    このバスから、誰も降りることはできない。そう、東京タワーに着くまでは―!同時多発バスジャックという誰も見たことのない戦慄が、いまエンジンを始動する。

    山田悠介の中の作品の中では、結構面白かった。ただし、最後のエピローグ的な部分がなければ。
    バスジャックを少年たちが起こし、各地からみんなが東京タワーを目指す。
    少年犯罪という、重いテーマ。実際に起こりそうな気がする今の日本が、怖い。
    最後まで、結末が見えなかった作品。事件が終わったところで、話を終わらせておけばいいのに、事件後の話を最後につけたのが大きな間違い。
    そこがなければ、よかったのに・・・。

  • 記録

  • え、そうなの?って感じ

  • 山田悠介は設定はいつも面白いのですが、、、
    正直、ザ・誰もがそれ好きそうな設定ばかりなので(いや良いことではあるのですが...)、それに飽きてしまい、山田悠介を読むのをやめました。というのも誰もが好きそうな設定だからこそ、いつも期待するのですが、その面白い設定を内容が超えてこないと感じていたからです。
    完全な個人的見解ですので、悪しからず。。。

  • 今の人生に対して何らかの不満のある中学生たちがネットで計画を立て同時多発バスジャックを行うという話でしたが、山田悠介さんの作品の中では現実でも起こりそうな話で読みやすかったです。リアル鬼ごっこなんかは、発想が奇抜すぎてついていけませんでしたけど(映画しか見てませんけど)。 ストーリーの展開は平凡でオチも見え見えでしたが、それなりに面白かったです。 山田悠介さんにしか書けないというような作品ではないと思いますけど。

  • ありきたりな話なのかもしれない。ただ、途中から結末が少々予想出来たのが残念。どんでん返しが欲しかった。

    この作品を通して筆者は
    ネットの怖さと今日の中高生の実態を伝えたかったのかもと解釈しております。

  • 共感できるとこもあったけど薄気味悪い印象に終わった。
    でも顔が見えない世界だし普通にあり得る事なんだよね。

  • 最初から半分まで同じような表現が続き、読むのが辛かった。

  • ジャケットはインパクトあるんだけどね・・・。

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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