少女七竈と七人の可愛そうな大人

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 665
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737005

感想・レビュー・書評

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  • 雪風と七竈。少し珍しい澄んだ文による張り詰めた空気が最後まで。話よりも、その空気感への評価。

  • 名前とはこの世で最初に受ける祝福であり、呪いなのだなと。
    桜庭一樹の作品のなかで一番好きかも。

  • わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった…
    鉄道を愛し、孤高に生きる七竈。淫乱な母は、すぐに新しい恋におちて旅に出る。親友の雪風との静かで完成された世界。だが可愛そうな大人たちの騒ぎはだんだんと七竈を巻き込んで…。

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    文芸雑誌「野性時代」で連載していた作品。一度だけたまたま買ったその雑誌に載っていて、気にはしていたが、何度かでも名前を聞く作品になるとは思わなかった。

  • この特定の一族の話、ということで、赤朽葉家の伝説を思い出した。

    まさかな展開だったなー、色々と。

    ところで七人の大人というのは、主人公のおじいちゃん、母親、雪風の両親、先生、先生の奥さん、そしてあの盲目のおじさん?

    七竃ちゃんが東京で華麗な芸能生活を送れると良いなと思います。
    なんだかんだハッピーエンドで良かった。

    筆者の特徴的な書き方なのかも知れないけど、新しく登場するキャラクターにミスリードされる。
    え、この人、女だったの?とか。人間だったの?とか。
    ただのセリフのみ、特に一人の視点から語られていたりすると、先入観だけで読んでしまって、後々驚かされる。

  • 繊細で壊れてしまいそうなお話。
    七竈が幸せになれますように。

  • うーん。なかなかよかった。
    特に雪風の章までは抜群に。

    お母さんの過去バナシに関しては
    ちょっと期待外れ。
    まあ、あのくらいがリアルっちゃリアルなのかもだけど。

  • めっちゃかわいい女の子がやんちゃしてるお話でした。

    何冊か同じ作者さんの小説を読ませていただいているのですが、個人的にはこの人がズバ抜けて雌臭い話が上手だと思っています。
    キラキラしている少女を常に頭には想い描いているのに、それを裏切るようなドロっとした粘性の高い少女が登場するのでだいたいどこか引っかかる感じになる。
    でも、なんとなくまた手に取ってしまうので不思議です。

  • 胸がギュッとなる。なんて美しくて切ないんだろう。時が止まればいいのに、ギュンギュン進んでしまう感じ。
    また、読み返すだろうな。

  • 自分とその人だけの世界って
    他のひとには
    わかってもらえないし
    わかられたくもない

  • 手元にあると何度も読み返してしまう。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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