- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737005
感想・レビュー・書評
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不思議な雰囲気を持つ美少女七竈とその出自とこれからの未来を思って楽しく読みました、
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ラストシーンが美しい。
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ジャケットが素敵。
「辻斬りのように」男遊びをしようと決め、一月の間に7人の男と寝た女教師。
たぐいまれなる美貌を持つその娘七竈と、幼なじみの美少年雪風。
北海道が舞台なのもいかにも、って感じでいいなぁ。 -
切なくて透明でスッキリしたお話でした。設定はどろどろしているはずなんですが、そんなお話にならないでいるのは、主人公が十代であり清冽な印象で描かれているからなんでしょうか?
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一話ごとに視点が変わっていき、それぞれの心中などがよく分かって読みやすい作品でした。七竈と雪風の美貌を想像するのも楽しかったし、緒方みすずと七竈の絡みも面白かったです。でも、何よりも平凡な容姿のいんらんな母を中心にした、狭い街の中での繋がりが見所だと思います。
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桜庭一樹さんの小説は、現実逃避ができるから好き。物語に出てくる美しい少女が好き。文字で表される美しさが素敵。
それから、桜庭さんの文体も好きです。
この本は高校のころ、図書室で読んだことがあったのだけれど、改めて読んだら好きな本の1冊になった。
わたしはなにより、この七竈という少女が好きだ。
(わたしは、風変わりな美少女というキャラクタアが、創作でも現実でもたまらなく好きだ。)
人物のキャラクタア、描写がすごく良かった。雪風のお母さんの多岐も好きだな。
最終章はスッキリとした。 -
雪風と七竈の話す雰囲気が独特で好き。
番茶を飲むシーンも印象に残っていて「そういえば小さい頃自分もやったなァ−。」と。
ビショップ目線の話も好き。