少女七竈と七人の可愛そうな大人

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 3276
レビュー : 665
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737005

感想・レビュー・書評

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  • 青春・恋愛・家族・純文学。
    主人公の口調が独特で、不思議な雰囲気を漂わせる。
    派手なストーリーがあるわけではないが、少女の成長というか、心に区切りがつく様子を感じる。

  • 「大変遺憾ながら、美しく生まれてしまった」
    川村七竃は、群がる男達を軽蔑し、
    鉄道模型と幼馴染の雪風だけを友として
    孤高の青春を送っていた。
    だが、かわいそうな大人達は彼女を放っておいてくれない。
    実父を名乗る東堂、芸能マネージャーの梅木、
    そして出奔を繰り返す母の優奈、、、
    誰もが七竃に、抱えきれない何かを置いていく。
    そんな中、雪風と七竃の間柄にも変化が、、、
    雪の街旭川を舞台に繰り広げられる、痛切で優しい愛の物語。
    「辻斬りのように男遊びしたいな、とも思った。ある朝突然に。そして五月雨に打たれるようにぬれそぼってこころのかたちを変えてしまいたいな。」

  • 【184】

    2016.02.07再読
    久々に読んだ。
    どろどろとしながらも、透明な空気感が好きな作品。
    雪風と七竃の別れが切ない。
    そして、2人の人生のその後が気になる。

    親子の話をよく描く人だなとふと思った。

  • 気づけてなかっただけで、本当はお互いを必要としていたはずなのに。
    彼らの古風な話し方が物語を少し現実と遠ざけているなと感じる

  • 2010 表紙を含め好き

  • かなりドロドロしてるのに語り方が妙にアッサリしていて読みやすいのか読みにくいのか不思議な1冊。七竃と雪風が切ない。これが恋なのかただの血のなせる技なのか。でも切ない切ない恋なんだろうな。

  • たしか前に読んだこの作家さんの作品が暗くて陰鬱なお話だったので、違う作品も読んでみたい!と思って借りてみた。
    小さな町で目立つ容姿に生まれた少女とその周辺のお話。
    語り視点はいろいろなのでそこも楽しめました。
    少女がいろいろ吹っ切るために心変わりをしていくお話、かな。

  • 犬がいい。
    軽やかさと軽薄さの区別がいい。
    それにやはり、雪や風の描写がとてもいい。

    単行本の表紙イラストも、素敵だったな。

    美貌が呪いであるという描写が、既にネタバレではある。

  • ハードカバー版の表紙イラストも好き。
    「さやか」さんというイラストレーターらしい。

  • 印象はホワホワした感じ。旭川の寒い状況と七竃の凛とした美しさが重ね合います。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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