紗央里ちゃんの家

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 309
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737241

感想・レビュー・書評

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  • 可愛らしいイラストに不気味な内容。
    表現しにくい。
    登場人物みんなに狂気を感じるところが面白い。

  • 気持ち悪い…。読んだのを後悔している。日本ホラー大賞は貴志祐介や恒川光太郎を輩出してるし、恒川氏なんかは幻想的だから、ホラーといえどもそんなに怖くないものだと思ってた。怖いっていうか不気味。登場人物が淡々と狂いすぎてる。読書で背筋が凍るって言う体験を初めてした。本当に首筋から後ろがぞわぞわすることがあるんだと知った。気持ち悪過ぎて吐き気がする。これがホラー小説への賛辞になるのかはわからないけど気持ち悪い。私には無理だった。良く見ると絵も怖い。夢に出てきそう…。2012/392

  • 第13回日本ホラー小説長編賞受賞作。
    以前どこかで「狂気を感じる本」みたいな感じで紹介されてたのを見て興味を持ち読んでみましたが、なんだこの本(笑)
    最初から相当様子がおかしかったけど最後までおかしいままだった。おばあちゃんの死体を見つけたシーン、突然稲川淳二的な語りになるのは怖がらせようとしているのか、笑かそうとしているのか。登場人物みんなどっかおかしいし、ほんとに何なんだこの本(笑)確かに狂気は感じた。

  • 初めて読んだ長編ホラー小説
    よく聞く”怖い話”みたいな、最初から怖いでしょう感満載な雰囲気でなく、
    日常の中に少しずつ異常を滲ませていく感じが怖かった
    じわじわくるっていう表現がまさにぴったり
    自分がいつも読むような小説は最後は当然のように救いがあってハッピーエンドだけど、
    これはハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、でも救われない逃げ場がない解決もしないからちょっとキツかった
    もうホラー小説は読めないと思った
    でも弟と姉ちゃんの会話は笑えたからホラー小説以外を描いてくれたら読む

  • ホラー大賞受賞作品。
    もう何年も前に読んだのに
    意味不明な怖さとグロさで鮮明に覚えてる。
    ちょっとそこらのホラーじゃないです。登場人物みんなおかしい。。
    人間的な恐ろしさです。

  • 読んだのは角川書店版。
    主人公の小学六年生の少年の視点から描かれているのだが、なんというか常人とは少しピントがズレている人が小説を書くとこんな話になるんだろうなという感じ。

    ホラーというか世にも奇妙な物語というか、バラバラに切断された指が洗濯機の下や筆箱から出てきても、冷蔵庫におばあちゃんの顔や胴体や、目玉や耳が入っていても疑問を持たないのが正常で、たとえ叔母さんに包丁を叩きつけられ頭の肉が剥き出しになろうが、さほど痛みを感じない主人公もその世界の住人なんだよね。

    みんな少しずつ狂っているならそれが普通。

  • 意味不明 グロキモイだけ

  • 2022/12/17

  • とにかく疑問が残る作品だった〜
    少しでもなるほどって分かる所あったらよかったな…

  • めちゃめちゃ気持ちが悪い。
    読んでもなにもいいことないのだが、初めての読み心地だったので☆4
    イヤなもの見たさで読んでこんなにイヤな気持ちになれたことないです。

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著者プロフィール

武蔵野大学在学中の2006年、本作で第13回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞してデビュー。

「2008年 『紗央里ちゃんの家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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