5

著者 :
  • 角川書店
3.05
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本棚登録 : 162
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737258

感想・レビュー・書評

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  • なんか読むのに時間がかかってしまった。
    それほどおもしろくなかったということか?
    掌を使ってエネルギーのやりとりをする場面は面白いと思ったのに、それ以外はピンとこず。
    小説家、津田のどうしようもなさに共感できないのか……。
    でも、どうしようもないほうがモテるとは思う。

  • 「かならず冷めるもののことをスープと呼び愛と呼ぶのだ。」というシニカルな主人公津田伸一のセリフは、佐藤正午の逆説的言辞だろう。それは最新作「月の満ち欠け」で証明されることになる。

  • コアなファン以外には何かと評判の悪い正午さんの本の中でも特に評判のよろしくない「5」を読んでみた。
    噂に違わず「長い」「くどい」「うざい」の三拍子で正直この人も終わったか!と思われても仕方がないような駄作…と見せかけてこれがスマッシュヒット鳩の撃退法へと繋がっていく序章となっていることは知る人ぞ知ることか。
    しかしいかに難癖つけようと小説を読んでいるんだ感は半端なく伊達に巧者の異名は取っていない。
    あとは爽快な読後感を得るために取り去っておきたい疑問がふたつ…先ずはこの箸にも棒にもかからない主人公がなぜ女に不自由しないのか、そしてこの本は何が言いたかったかということだ

  • 主人公をここまで駄目ダメに描かなくてもカタルシスはあるではないかと思うものの、構成を考えると必然でもあるんだな。共感は出来なくても(なにも共感するだけが本ではないのだが)落としどころがある結末には、どこかホッとしてしまうものです。
    いつかまた会えるということは良いことなのかもしれない。いつかまた会ってしまうよりは、だけど。

  • 文章は相変わらず素敵だし、言いたいこともわかるけど、冷めないスープもあるって信じたいから、この評価。

  • 記憶も感情も、薄れていくからこそ、
    人は生きていくことが出来るのだと思う。

  • 多分、ダ・ヴィンチで見かけて借りた。
    その後2012年に再読。
    再読の時も面白かったが、こんな話だったっけ?と思った。
    リーダビリティ半端ない。

  •  結婚八年目の記念にバリ島を訪れた中志郎と真智子。
     二人にとって、意味のない発言のやりとりにこそ意味のあった時代は、
     はるか昔に過ぎ去っていた。そんな倦怠期を迎えた二人だったが、
     旅行中に起こったある出来事をきっかけに、志郎の中で埋もれていた
     かつての愛の記憶が甦る。

     「Y」がすごく面白かったので、かなり期待して読んだんだけど、なかなか
     読み進まなくて結局1週間もかかってしまった。

     莫大な記憶をすることが出来る超能力を持つ女性「石橋」から、
     その能力を移された中志郎だったが、その能力は過去の記憶を
     思い出すという能力に変質して移されていた。
     つまり、中は過去に妻を愛していたという記憶を思い出すことが出来た
     のだが、それはたった一ヶ月で元の木阿弥になってしまう能力だったた
     め一ヶ月おきにまた「石橋」に会って能力を移動してもらわないといけな
     かった。
     同じように「石橋」から能力を移動された「津田」は過去ではなく未来の
     記憶?を知る能力を持ってしまった。
     ・・・・・というような話なんだけど、つまりこの世に冷めないスープはない
     ということが言いたかったのかな??
     過去にこだわることの空しさが描きたかったのだろうか?
     なんだか、よくわからない話だった。

  • とりあえず、長すぎ。
    途中から完全に間延びしちゃった。主人公がうざい。
    村上春樹の亜流と言われたら、なんとなく否定はできないような気もするけど。

  • もう一回読むといいのかもと思いつつ読んだ。
    主人公の小説家が薄情をよそおいつつ
    恩人の先生のお墓参りに行くところがすきだった。
    いろいろな伏線がからまりすぎて
    何だかいつもの佐藤作品を読んだ後の感じが
    なかった。

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プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

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