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- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737289
感想・レビュー・書評
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信長と細川忠興を中心とした歴史小説と言いたいが、底の浅い時代娯楽小説。阿部龍太郎は、けっこう面白い視点で歴史を描くんだが、俗っぽく膨らませて荒唐無稽となる。じゃ、それだけ楽しめるかとなると、すべてが中途半端でうんざりする。司馬遼太郎と柴田錬三郎、山手樹一郎に学研の伝記文庫を混ぜた感じ。郷土作家なんだけど・・もう読書対象から外します。
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ポルトガルがスペインに降り、信長はイエズス会と組みスペインを後ろ盾とする毛利・足利義昭を攻め、早くに天下布武を成し遂げ、スペインに対抗すべく躁と鬱を繰り返す。こうした止観もあるだろうが、秀吉、家康に至る非キリスト経政策をしても、欧州列強の恐怖にさらされまで250年太平の世となった。