- 本 ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737326
作品紹介・あらすじ
わずか十枚のなかに浮かび上がる、ドラマティックな小宇宙。純文学からエンタメ作家、新人気鋭から老練まで、鮮やかな筆さばきで、世界を切り取ってみせる技の華麗さ。これぞ“文芸”の極みと目をみはる、贅沢な一冊
感想・レビュー・書評
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2025年大学入試共通テスト国語で出題された蜂飼耳さんの「繭の遊戯」が収録されています。全文が読みたくなって、図書館で借りてみました。
いやいや錚々たる顔ぶれの、贅沢な短編集です。
続きを書いて欲しいものや、美しく完結しているもの、作家さんのイメージ通りのものもあれば、意外なものも…。
驚くほど多種多様で1冊で色々楽しめます。
なぜ真っ赤な装丁にしたのでしょう?(切り口まで真っ赤です!)
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SS集。短い話って作家さんのカラーがでるなあと。あえて著者名を目に入れずに読み進めていったら、「あ、好きだな」と思う方は、やはり他の著作も好きな方でした。逆もあったんですけれど(笑)
しかし、どういう基準で選定したのかしら。ばらばら過ぎて、ちょっと頭の切り替えがおっつかなかったり、読み物に対して地雷がある方には向かないかもしれません。って、それがあるのならこの手のセレクション集は読まれないかしら。
で、私は地雷というほどではないのですが、読み物でまで重たい気持ちはいらないので、ねずみのお話とか、火事オチとか、ちょいちょい苦手な話がありました。
ある程度方向性の決まった短編集の方が私には向いているなと。 -
ごく短い短編集。
次に誰の本を読もうかな・・・と探し始める時は便利。
でも、いまいち・・・だったかな。
電車で読むには短編は便利だけど
「あ、この人の次読もう」という
印象に残る物語はなかったかも。
あ、いしいしんじの「ミケーネ」はとてもよかった。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00161013 -
自分の好みとは違う作品が多かったですが、唯一最後の吉田篤弘さんだけは読んで良かったなと感じました。
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30の小説集
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いしいしんじ目当てで、一応最後まで読みました。
面白い話もあればつまらないものもあり、よく分からないものもありました。
お目当ての作家が一人でもいるなら、読んでみるのもいいと思います。
まったく読んだことのない作家ばかりなのだったら、あえて読むことはないかもしれないです。 -
短編というよりショートショート(星新一って訳ではないが)。秀作揃いでした。なんか、一人しんみり焼き鳥が喰いたくなった。
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鈴木成一さんが装丁をした本。開いたときに赤色が染み込んでいるのが残念だな。
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短編集。
読んでみたかった作家さんが
たくさん載っていて、よかった。
この人の本読んでみたいなぁ
の試しにはいいのではないだろうか。
私のお気に入りは、
いしいしんじ「ミケーネ」
大崎善生「神様捜索隊」
古川日出男「あたしたち、いちばん偉い幽霊捕るわよ」
著者プロフィール
いしいしんじの作品





