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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784048737579
作品紹介・あらすじ
3/10から全国劇場公開される人気小説「バッテリー」。その中でも屈指の人気キャラクター・瑞垣の目を通して語られる、巧、豪、門脇らのその後とは──。ファン待望の小説がついに登場!!
みんなの感想まとめ
人間関係や才能の葛藤を描いた作品で、特に瑞垣というキャラクターの視点から語られる物語が展開されます。瑞垣は、周囲の才能に対して複雑な感情を抱きながら、自身の生き方を模索しています。彼の心の葛藤や、野球...
感想・レビュー・書評
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バッテリー6の終わり方に、えー⁇これで終わり⁈と思っていたら、その後の物語があると知って手に取る。
こちらは巧が中心ではなく、横手二中の瑞垣の目を通して語られたもの。瑞垣は人気キャラクターらしいが、私の中ではこじらせ男子なので、あまり好きなキャラではない(笑)
横手二中と新田東のあの試合、瑞垣から見た視点で描かれている。
やっぱり中学生の思考じゃないんだよね。
それに門脇が県外名門校の推薦をけって、地元に残るっていう選択にも現実的にはありえないよねーとちょっと興ざめ。
天才門脇の実力を知ってしまった瑞垣の(好きな)野球からのがれたい、縁を切りたいって気持ちはなんとなくわかる気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あさのさんの『バッテリー』という小説がとても、ほんとうにとても、心の底から好きでいつまでも何度も何度も取り出して眺めている。真剣に生きるっていうことは大人も子供も関係ないし、孤独の深さと生まれ持った才能の与える運命の重さも何も関係がない、苦しみの深さもまるで。いっそ幼いからこそそれはひどく鮮やかでごまかしようがない。
『バッテリー』の、その後の物語がこの本になる。天才の目映さに目を細め心乱されて屈服し自分の生き方に苦悶した少年たちの、才能にひれ伏して覚悟を固めた側の少年たちの話だ。出会ってしまってもう目を背けられないということはこんなにも苦しく絶望的で逃げ出したくて息も出来ないということ(なのにそれを選ぶということ/選ばないということ)を読めてひどく胸が痛くてしあわせだった。側にいるということも才能だし、才能をひとりで受け止めきれるような人間はあそこにはいない。
「ずっと思うてた。おまえが負けたら、誰かに完璧にやられたら、さぞかし胸が晴れるやろうなって……」
群を抜いて大人びて斜に構えていた瑞垣の葛藤が、門脇の真摯さが心からいとしい。巧と豪とまた違う、才能のありかたとどうやって(一緒に)生きていくかについて。頼ること頼られること、離ればなれにもなれるから別々の人間だから『おれ』は『おまえ』にはなれないから。ああ、そうだね、野球って人間がしているんだわ。 -
実はバッテリーの時から一番共感してたのが"お瑞"。本気になることに対する怖さって…あるよなぁ。考えすぎなだけなのかもしれない。ひねくれ者は苦労多いと思う。なーんか他人と思えない、それが"お瑞"。
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同人誌だな〜。(そりゃ言っちゃダメだ!!)
バッテリー本編でもそうだけど、作者は書いてる内に愛が新田から横手に移ったのかな。て感じがすごくする。なんと言っても巧と豪の物語はバッテリーで決着がついてしまったので、揺るがない人たちの話しは話になりにくいもんな。
しかし、しみじみとこの作品、(ホモ)同人誌っぽいよ(笑)
エンタメとブンガク(含むホモ同人誌)の違いって、ストーリーに重点を置いてるか、キャラの感情に重点を置いてるか、の違いだと思うんだけど。基本的にエンタメ系小説は、ストーリーがさくさくと山あり〜谷あり〜といろいろ起こって、サービス精神に溢れてる。
その点ブンガクとか同人誌は(同人誌をブンガクと同列に扱う私)基本的に、その時そのキャラがどう思ったのか、が肝心要で何らかの話が展開するにしても、その展開に対してキャラがどう反応するのかを書きたいが為だけに事件が起こる、という感じ。
バッテリーは徹頭徹尾話の展開で読者を引っ張ってくんじゃなく、作者が、この時の巧の感情!豪の絶望と脱皮!瑞垣の鬱屈を描きたい!!とか、そういう情熱のままに書かれてるので、非常に同人誌っぽいな〜と思うわけです。
あと文体もなんか、同人誌っぽいよね(笑)結構小難しい単語が使ってみてるとこがオタ心をくすぐるというのか・・・。 -
巧の速球と出会い、人生が変わってゆく門脇、瑞垣、豪。三者三様の日々を過ごすも、彼らの心に巣食うのは巧の白球の重み。生き方すらをも変えられてしまうほどのナニカに出会えるということは、本当はとても幸せなことなのだが、若すぎる彼らはまだそのことに気づけない。でもそんな己に起きている変化を敏感に体が感じて、もがき、悩み、苦しむ。しかし、全身で苦しみ、抗った後の豪や門脇の、なんと凛々しいことか!悩んでいる若者は美しい。存分に悩め、若者よ。
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瑞垣君、相変わらずめんどくさい奴。でも、まあこういう形で後日談を書いてくれたので、その試合がどんな風だったのかを知ることが出来て、私は満足。なるほど、そういう試合にしたかったんだね。今さら、さらに後日談はないだろうな。でも、読んでみたいものだ
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『バッテリー』のその後の物語。
『バッテリー』では主人公コンビのライバル校の先輩であった瑞垣を中心に、野球(と野球仲間)に対して愛憎にも似た気持ちで向き合う高校生たちの心情を描く。
たかが野球、されど野球、というか。
大人の視線で見れば、「もっと上手な生き方もできるだろう」と思ってしまう、聡い子どもたちが、それでも叶えたい欲望があると、不器用な道を選んでいく様に、もどかしさと羨ましさを感じる。
そんなにも焦がれる野球という存在、そして、原田巧というピッチャーと出会ってしまったことは、果たして彼らにとって幸福なのか、不幸なのか。
ただ「天藍」の空のように、青く美しいことは確かなのだろう。 -
おみず〜〜〜好きだ〜〜〜〜〜〜!!!
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バッテリーの番外編。
瑞垣が好きなキャラではないので、本編ほど入り込めなかった。本編では描かれなかった試合の結末が分かってスッキリしたような、分からない方が良かったような。
本編を読んでいる時から思っていたことだが、難しい言葉が多用されていて、自分の無知にガッカリしました。一方で、中高生の心情を表現するには難しすぎて違和感があり、それが余計に「こんなに大人な中高生はいない」と感じさせたような気がします。
本をたくさん読むことで語彙力が増え、それによって自分の言いたいことを多彩に表現できるようになる、とは「読書のススメ」的な本にはよく書かれていて、作者の中ではそれらの言葉がピンポイントで状況や気持ちを表現できる言葉だったのかと思います。語彙力があるってすごいことだなぁ。日本語でも英語でも色んな言葉を使いこなせたらカッコいいけど、今から覚えらる気がしないし、覚えられても使いこなせさそうです。
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バッテリーのスピンオフ
瑞垣のその後、横手2中、永倉、原田のバッテリー、横手2中の新バッテリー
その後を知りたいのは私だけか? -
『バッテリー』をけなした割に続編にも手を出してしまった。(意外に好きなのか?)
『バッテリー』でもそうだったが、やはりキャラクターが物語の進行に都合のいいように動くなあというのと、肝心の試合についてきちんと描けていないんじゃないか、というのが印象。
しかしながら、無気力で痛々しかった瑞垣が道筋を見出せたのはよかった。(2008.5.30) -
さらさらっと。
10年前にシリーズ読んだ時は(もうオトナだったが)もうちょっと感動したもんだったが、なんだか今はダメだ。汚れっちまったぜ。 -
秀吾、おまえにはわからんやろな。あいつは逃げずに留まった。留まったことで、変質した。その変質を意識しているのか無自覚なのか、そこんとこは、おれにもちょっと解けないけどな。
ー瑞垣俊二 -
バッテリーⅥまでのもここで。
結局、この本もバッテリーの続きだし。
この本だけでは何も成立しないし。
あさのさん、ちょっとぉー。
これ、バッテリーの中でまとめた方が
よかったんじゃない?かな。
Ⅵの終わり方の表現でもいいかなって思ったけど、
結局、これ出してこれでセット!?って感じが
ちょっと感じ悪い…かな。
でもバッテリーから通して。
良かった。
面白かった。
わくわくした。
人の気持ちのブレ方とか。
もう、途中から瑞垣くんの話しになって
巧くんが布石だったんだって感じる。
巧くんもブレがあったけど
他の人たちのブレが余計に共鳴できて
面白かった。
ありがとでした、あさのさん。 -
内容よりもとにかく、当時大ファンではないけれどそこそこ好きだった同人作家さんがこの本の発行のおかげで絶望し、活動をやめていったことの方がショックだった。
なんか、プラスに動いているもののエネルギーを消して、マイナス方向へシフトさせる事物があるんだな、っていう体験がかなり衝撃だった。
今でも公式展開に絶望してジャンルをやめていく人を見ると心が痛む。ある意味トラウマ。
なので「どんなにひどく絶望しても憤慨しても公式否定しないぞ!」という決意が生まれた。しかしその悲壮な決意もここにきて揺らぎつつある(マギ)。
あと、その人の意見に流されてる感あるけど、やっぱり瑞垣のことそんなに持ち上げられると、パワーバランスがおかしくて作品を損ねる気がする。
続編なんて、ない方が余韻があっていいのかもね。 -
前に読んだけど内容覚えてないなあ・・汗
バッテリーにはまり番外編をたまたまみつけて喜んだような。 -
試合前後を書いた本。
途中で飽きちゃった。 -
バッテリーの番外編
横手二中の「瑞垣」のストーリー。
常に本音を隠し、器用に振る舞っているようで、
その分、本人の中では消化しきれない思いが溜まっている。
苦しいから野球を捨てたのに、やっぱり野球から逃れられない。
今なら、「中二病」てやつですか?
青春を過ぎた大人にとっては、初々しくも映る悩みです。
著者プロフィール
あさのあつこの作品
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