- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737623
感想・レビュー・書評
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2014.10.5
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橋本先生の作品の中でも珍しい、ヒロインの恋人は既に妻のいる方。
つまり、不倫関係であるところからストーリーが始まります。
いけないと解っていても、続けてしまうこの恋愛。
色んな人との出会いの中で、その関係も少しずつ変わっていきます。
私の中では、恋愛について考えさせられる作品でした。 -
不倫小説だけど、それだけに焦点が当たってないところがいい。
弥生さんと睦月君が好き。 -
雰囲気とても好きです。
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大好きな作品。
不動産経営で生計を立てる既婚男性と恋をする女の人のお話。
実質は妾さんみたいな立場なのに、ゆったりとした話の進め方なんかが橋本さんらしい。 -
不倫の恋をしているのに、おだやかな日々。話が進むにつれておだやかさがこわれていく(こわしていく?)のがいい、のだとおもうけどせつなくもある。
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うーん、セイちゃんが腹立つ!
最近太宰ばかりなので、めちゃめちゃ読み易かった。 -
落ち着いた不倫話。
ホントはいけないことなのに
どうにも揺れる主人公に感情移入しがち。
とにもかくにも
やっぱり男ってマジでどーしよーもねー。
そんでもって分かってるけど
ぐだぐだになっちゃう女も
やっぱりどーしよーもねーんだよね。
この作品、
一応不倫話がメインなはずだけど、
それより香織さんが
周りの住人たちと馴染んでいくようすのが多い。
「セイちゃんが全て」の世界から抜け出していってるみたいだ。
結局人はみんな、どっかで何かしらの馬鹿なことして生きていくしか道はない。 -
橋本さんの描く世界は とても好きです。
不倫の関係のふたりを こんなにかわいく書けるのが素敵。
主人公の女の子が とってもかわいかったです。