電車屋赤城

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737654

感想・レビュー・書評

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  • 地元民には最高の本でした。最後は泣けた。

  • 20160612読了
    #鉄道

  • 電車の整備士赤城。
    無口で無愛想。大抵の人は彼をそんな彼を嫌っている。
    ただ、赤城は人の人生にさりげなく優しく触れ、関わっている。
    ハーモニカ、バイクの手配。。。
    あたたかいお話だった。

    鉄道の修理とかの記述が細かすぎて余計な感じがした。

  • 再読ですが、みえみえの泣かせ場面でことごとく泣きそうになってしまう。酔っ払いってダメだな。

  • 久しぶりにとっても良かった。
    神奈川電鉄、通称神奈電の下請けエース産業。彼らと神奈電の繋がりは、災害時の救出劇から始まった。だが、時代とともに当時の関係者はいなくなり、下請けという事実だけが残った。
    無愛想だが、整備の腕のいい赤城。新型3000形の導入とともに、古い人々は神奈電を去っていく。だが、思いのほか現在の1000形の全廃が遅れ、修理のできる人材を求め、赤城はまた呼び戻される。1000形がなくなれば、自分も解雇されることをわかっていてー。
    男気というか、昔ながらの気質が良い。ちょっとあからさますぎるところもあるけど、重松清ほどじゃないし。
    スカッと感は下町ロケットで、アツい感じは海賊~かな。

  • 途中で読むのやめた

  • 力作なので好感度高い。でも、何か物足りない。もっと登場人物達の内面にフォーカス出来たらよかったのに。

  • 浪花節のナニがいけませんか? 自分は滅法
    弱いし大好きです。
    読み始めの数十ページにして早くも涙腺が
    崩壊し始めるという非常に稀なパターンに
    戸惑いながら一気読み。そして始終号泣。

    仕事ってなんだろう...仕事に対してまさに今、
    全くモチベーションがゼロ、不安、不信、懐疑、
    弱気..最低、最悪な状態だからこそ響きまくった
    この作品。単純にこういう仕事に誇りとプライドと
    優しさに溢れた男になりたいんだなぁ...と。
    働くって...青臭くて理想なのは承知ですが、少なくても
    胸は張って生きていきたいよね。

    という事を別にしても素敵な作品です。
    ブルースと電車...意外と切れない関係だし、あざとい
    かなと思いつつも「赤城」という男と彼を取り巻く
    多くの男達の魅力にあてられっぱなしです。

    昭和を生きた(弱虫でクヨクヨして、決して勝ち組
    ではない)オッさんの胸のウチを貫く事必至ですね。

  •  古い廃車寸前の車両に対する整備士の意地と誇りがうまく表現された
    一冊ですよ。
     作者の別の一面(普段バイク小説が多い)を見た気がしました。

  •   いやー面白かった。ものがたりの中では神奈川電鉄と呼ばれているが100%京浜急行のことです。  1000型という旧型車両をめぐるお話。なんと直流抵抗制御の電車。最新の3000型に全ての車両が入れ替わっていく過程での人間模様あふれる哀しいお話です。3000型はVVVF制御、つまりインバーター駆動の三相交流誘導電動機が用いられている。これは最新型の新幹線と同じいうこと。 主人公赤城の設定が良い。電車に精通した技術屋の顔と同時にプロも顔負けのブルースミュージシャン。ギターの弾き語りで横須賀米軍のヤンキーたちも感動させる。 哀愁に満ちた読める小説でした。お勧めです。

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著者プロフィール

1961年福島県須賀川市生まれ。地元の高校を卒業後、神奈川県横須賀市で私鉄職員として約20年勤務。1999年7月、文筆業に専念するために退職。バイク雑誌各誌に小説を発表。著書に『ロンツーは終わらない』『千マイルブルース』『横須賀Dブルース』などがある。

「2011年 『電車屋赤城』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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