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- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737654
感想・レビュー・書評
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横須賀が舞台の京急電鉄を題材にした電車の修理工たちの群像劇。赤城という伝説の名修理工と、その周りに集う泥臭い人々の人情話だ。かなり浪花節で綺麗すぎる話ばかりなので、乗り切れないと白けてしまいそう。
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さすが゛元鉄道屋の作家さんだけあって細かい描写に繊細さを感じる。最後の終わり方に一寸、あっけなさを感じたけど、全体的に、面白かったと思う。
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かつて現役の電車整備士だった作者が、神奈川県内を走る架空の私鉄を舞台に描く、熱い男たちと女たちの物語。本当の主役は「1000形」という引退間近の電車だと思います。「鉄分」の多い方はもちろん、そうでない方もぜひどうぞ。泣かせる一冊です。