電車屋赤城

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737654

感想・レビュー・書評

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  • 横須賀が舞台の京急電鉄を題材にした電車の修理工たちの群像劇。赤城という伝説の名修理工と、その周りに集う泥臭い人々の人情話だ。かなり浪花節で綺麗すぎる話ばかりなので、乗り切れないと白けてしまいそう。

  • さすが゛元鉄道屋の作家さんだけあって細かい描写に繊細さを感じる。最後の終わり方に一寸、あっけなさを感じたけど、全体的に、面白かったと思う。

  • かつて現役の電車整備士だった作者が、神奈川県内を走る架空の私鉄を舞台に描く、熱い男たちと女たちの物語。本当の主役は「1000形」という引退間近の電車だと思います。「鉄分」の多い方はもちろん、そうでない方もぜひどうぞ。泣かせる一冊です。

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著者プロフィール

1961年福島県須賀川市生まれ。地元の高校を卒業後、神奈川県横須賀市で私鉄職員として約20年勤務。1999年7月、文筆業に専念するために退職。バイク雑誌各誌に小説を発表。著書に『ロンツーは終わらない』『千マイルブルース』『横須賀Dブルース』などがある。

「2011年 『電車屋赤城』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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