前巷説百物語 (怪BOOKS)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 175
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  • Amazon.co.jp ・本 (729ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737692

感想・レビュー・書評

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  • 相手のことを考えて身を引く又市を見て、初めて「又市カッコイイ・・・」と思った作品。
    当然のことながら百介が出てないのが残念です。

  • ミステリーなんですけども、何となく時代物に区分してしまいました。
    いやまあ、「仕かけもの」がメインですから。謎解きもするけど。

    百鬼夜行よりも、実はこっちのが好みだったりします。

  • ほんわり読んでたら、旧鼠に全部もってかれました。
    山崎…

  • ゑんま屋
    小又くぐりの又市

  • 又市さんあ青くて可愛い。
    ゲスト出演で燃え滾ったので★1つ追加

  • 若く、血気盛んな又市にうはうはせずにはいられない。
    京極シリーズを厚くて読めないが、巷説シリーズは短編(っていっても結構ある)なので読みやすいと私は思う。

  • 帯表
    これが百物語のはじまりでございます
    今、明かされる真実
    又市、いかに御行となりしか!!
    帯背
    直木賞受賞の妖怪時代小説シリーズ最新作!!
    見返し
    大損まる損困り損、泣き損死に損遣られ損。
    ありとあらゆる憂き世の損を、見合った銭で肩代わり。
    銭で埋まらぬ損を買い、仕掛けて補う妖怪からくり。
    寝肥、周防の大蟆、二口女、かみなり、山地乳、旧鼠ー
    小股潜りの又市が、初めて見せる御行姿。
    明治へ続く巷説が、ここから始まる百物語ー。
    「御行奉為−」

  • このシリーズがかなり気に入ってきた。妖怪仕立て、面白いじゃないですか。
    仕事人のような雰囲気と思ってしまうのだけど、あながち間違いじゃない?

  • 死に行くものを弔いながら。



    我等が小股潜りの過去話です。
    最初らへんはちょびっと面白みが少なく感じました。(話ひとつひとつ最後どうなるかは気になったけど)
    最後、やっぱり夏彦先生はすげぇなぁと泣きながら思ってました。
    又さんがお好きなかた、是非に。

  • 読む前は、厚めな本だから(700Pチョイ)途中で飽きないかな・・と思いながらもあっさり読了。
    京極さんって、ほんと妖怪スキなんだろなぁと。
    どのキャラも、もう少し各々の性格を覗きたくなるようなカンジ。(あ、覗き小平次思い出した。
    主人公の人間臭さ青臭さがイイ。
    これの続編ってどれになるんだろ?タブンヨム

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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