- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737845
作品紹介・あらすじ
「ますます事件は奇怪だ。尋常ではないね」岩手県の雪深い村・鷲尻村。無医村の状態が続いていたこの村に、東京から待望の医師・滝本志門がやってきた。しかし、滝本の着任以後、村では謎の変死が立て続けに起こる。それは、殺害後の遺体を異様な形で人目に触れさせるという、前代未聞の連続猟奇殺人事件だった。この村が「首挽村」という不吉な名前で呼ばれる理由とは?村人すら忘れかけていた忌まわしい過去が、事件の真相を浮かび上がらせる-。第27回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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後になればよくわからない
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語彙力がないのですが、どんでん返しをしたかったのねと思いました。
ただ、そこまでストーリーが進むまでに、推理が中々やりづらい。
横溝正史氏の本は大好きで、色々触れ込み有りの作品なので期待していたのですが。
説明不足なところもあり、なんだか消化不良。
藤田警部補シリーズということは、まだシリーズは続いているのかな? -
横溝を意識しすぎているかもしれませんが、話がテンプレ的かなと。見立て殺人も行き当たりばったり、動機も行き当たりばったりという印象でした
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登場人物に魅力を感じるひとがいない
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※図書館
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読了日2012/10
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第27回横溝正史大賞受賞作。2007年。
特に名産物もない、土地も豊かでない。昔はすぐ飢饉になり、働けない老人子供が間引きされていたような東北の山村。が舞台。山があるから熊も出る。マタギもいる。
村の言い伝えをなぞらえた連続殺人がおき、並行して赤熊狩りも進められる。
話は盛り上がるんだけど。犯人アナタですかーと意外性もあるんだけど。
動機が・・・。そんなことで殺すんですか?で、バレるのがこわくて連続殺人ですか。で、ちょっと理詰めに問い詰められるとべらべらしゃべるんですか。
浅いんですけど。
舞台になった土地に敬意がない。まるで関係ない。
てか、婚約者はさっさとルカママに話きけば良かったじゃん。
せっかく横溝風(風ね)のいい雰囲気だったのに、結末ががっかりー