HERO 映画版

  • 角川書店
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738026

感想・レビュー・書評

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  • 2018/08/08 Sat

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「中卒」「スーツを着ない」「通販好き」の久利生公平は、事件の大小にかかわらず、「真実」を追い求める型破りの検事だ。6年ぶりに虹ヶ浦から城西支部に移動となった久利生が任されたのは、同僚が起訴したある事件の裁判。容疑者は既に犯行を認めていたのに、初公判で一転、無罪を主張。弁護人には、刑事事件無罪獲得数日本一の蒲生一臣がついていた。どうやら、この事件の判決が、大物政治家・花岡練三郎の贈収賄疑惑の鍵を握っているらしい。手強い相手に、久利生は事務官の雨宮舞子と証拠集めのため、韓国まで足を伸ばす。婚約者のもとに急ぐ被害者を死に至らしめたのは誰なのか。木村拓哉主演、松たか子ほか連続ドラマのオールキャストに加え、森田一義、中井貴一、イ・ビョンホン、そして松本幸四郎など、史上最強のキャスト&スタッフが集結!超エンタテインメント大作が描く、小さな事件の真相とは…。

  • HERO3作目。これで完結。
    2006からつながる花岡がらみがきれいに落ちる。
    やっぱりやっていいことと悪いことがあって、事情があっても決して許されないことってのが世の中にはあるね。
    根本がぐらつくと、とりつくろったってダメね。
    偉い人だから、バックが怖いから、といって根本をごまかすと人間として終わってしまうね。

  • テレビの9時からの放送で観るべし。

  • この作品は、映画HEROの小説版です。中卒検事の主人公が事件に対して真面目に取り組む姿が書かれています。とても面白いです。

  • このほんはえいがを先に見てから見ました。裁判中のくりゅうけんじの言葉がいまでも頭の中にのこっています。結構一気に読めちゃうほんです。ぜひ皆さんも読んでみてください。

  • 主人公の久利生は、同僚の芝山の生涯致死事件を引き受ける。その犯人も犯行を認めているためとても簡単な裁判と思われた。しかしその弁護をしたのが大きな事件しか弁護しない敏腕弁護士が担当することに、その裏には、代議士花岡練三朗の収賄疑惑が絡んでることが分かった。普通なら傷害事件を利用し、花岡の罪を暴きたいところだが久利生はあくまで担当は傷害致死に絞り、犯人を追いこむとこがとてもかっこよかったです。

  • 検事の木村拓也が隠された犯罪を暴いていく。この映画を見て検事という仕事を始めて知ったし、こんなことをするのかとか感じたし、いろいろ勉強になった。このドラマの検事はとてもあきらめが悪く、自分の気に入らないというかなにか引っかかることがあるととことん追求する。でも結果そこ追求していったことは事実につながる。人間ってあきらめなければなんでもできるのではないかと感じた。

  • 久利生公平は離婚裁判真っ最中の芝山にかわり傷害事件の公判検事を任される。ただの傷害事件のようだったが、政治家がかかわっている事件だった。優秀な検事との戦いや、証拠のために釜山に行ったりと今までで一番大きい事件にどうたちむかうのか。

  • これはドラマが有名な作品だと思います。
    私も昔から好きでよく見ていました。
    この事件は、いままで容疑を認めていた容疑者が、裁判で無罪だと主張したところから始まります。
    そこには数々の疑問があるのですが、久利生はその行動力で真相をつきとめていきます。

    そこが読んでいてとても爽快感があります。
    やはり、久利生はかっこいいです。

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