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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784048738200
作品紹介・あらすじ
上官のイジメに復讐を試み、遺骸を焼く順番に賄賂する。ライスカレーをむさぼり、友人の溺死に涙する。かっこ悪い死は嫌だ。しかしいつしか死が日常となる、17歳の日々。潜水特攻少年兵の眼から戦争を描く!
みんなの感想まとめ
特攻と終戦を舞台に、若者たちの葛藤や友情、そして命の重みを描いた物語は、読者に深い感動を与えます。特に、伏龍特攻隊という実在の部隊に焦点を当て、少年たちが国や家族のために命を懸ける姿は切なく、彼らの苦...
感想・レビュー・書評
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☆は四つ。
北関東方面への出張旅の往復電車道中で読み終わってしまいました。
かなり面白かったということもありますが、実にちょうどよい長さでした。最近の大作長編作は少し考え直してほしい。持つと重いし時には眠いし、なので足の上に落とすとすんごく痛いし・・・あ、すまぬ。
誠にすまぬので、今日はちょっと感想を書いたりする。
この本は、特攻と終戦を舞台に「人」をえがききった感動の物語です。人以外は何も語ってはいません。そういう意味で誠にめづらしい作品だと思います。
特攻といっても零戦神風特攻隊ではありません。潜水服をきて海底に潜み本土上陸直前のアメリカ艦船もろとも自爆する「伏龍特攻隊」なのです。
この「伏龍特攻隊」は実戦に至る前に終戦を迎えてしまった誠に哀しいかなしい特攻隊なのです。まあ、読んでみてください。 -
神風や人間魚雷という特攻隊は知っていたが、臥龍隊は知らなかった。
16-7才のまだ少年としか思えない彼らが国のため、家族のために自らの命をかける姿が切ない。 -
零戦の操縦桿を握ることに憧れて予科練に入った浅沼飛長だが、戦況の悪化により作業に明け暮れる毎日。ある日、特攻隊である伏龍隊要因わ命ぜられ横須賀に異動。潜水服を着て海底に潜み敵の揚陸艦の船底を機雷の付いた棒で刺すという何とも馬鹿げた任務。死を覚悟し国のため天皇陛下のためと日々訓練に邁進する。訓練中に同じ班の隊員や班長の事故死。気の滅入ったときの先任伍長の本音の話に奮い立つ。いろんな葛藤の中で17歳は人生に後戻りができなくなる瞬間を経験する。そして、終戦。これからも生きたいと前を向いて歩み出す浅沼に安堵する。
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海軍の船水兵として爆弾を抱えて潜み、上陸するアメリカの船の下で自爆し攻撃を加える特攻部隊「伏龍隊」に選出された、若き兵士たちの厳しい訓練や生活、終戦を迎えるまでが描かれている。兵士とは言え若い青年である彼らの心情も垣間見える。
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横須賀に生まれ57年。恥ずかしながら初めて野比の海岸で特攻の訓練が行われていたのを知りました。
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盛り上がりは無いが、それほど悪くもない。
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伏龍隊のようなゲリラ的特攻隊が存在していたとは知らなかった。その決死隊に成り行き上 希望して配属された若者の心の浮沈を、周りと人との関わりを通してドタバタ劇のように表現している。戦争、軍隊という悲愴的状況だからこそ、人間それぞれが持つ本来の姿が如実に表れる。人はいろいろだが、誰も皆すばらしい。重苦しいけど爽やかな、青春小説として捉えたい。
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特攻に至るまでの主人公の葛藤を描いたもの。ちょっとブルーになるような内容かと思ったが、そうでもない。結局特攻には至らなかったし、そもそも兵器が無かった?
臨場感は感じられないが、その分あっさり読めた気がする。
陰惨な戦争モノを読みたければコレは違うが、個人的にはまぁ良かったかな。 -
<b> 確かに僕たち人間は、この宇宙と比べれば、取るに足らないちっぽけな存在でしかないだろう。けれど、ちっぽけだから価値がない、という話にはならないと思う。</b><br>
(P.123)<br>
<b>俺たちの死に場所って、元々は空のはずだったろ? でもそれは、どうしたって無理だ。だけどさ、俺たちは海軍なんだ。空がだめなら、やっぱり海で死にたい。陸でなんか死にたくないよ。</b><br>
(P.168)<br>
<b>どうせ死ぬのなら、群青の海に抱かれて死にたい。大好きな海で散ったほうが、泥にまみれて死ぬよりも、ちょっとはかっこいいと思う。どんな最期になっても、それならなんとか納得できる。</b><br>
(P.169) -
ガチガチの戦争小説を読みたくて借りたんだけど、全然だった。訓練の様子しか書かれてなくて、実際戦わないし、結局特攻もしない。若干戦争バカにしてんじゃない?みたいな記述もあるし、ちょっと納得がいかなかったけど、戦争小説として読まなければ。青春な感じでよかった。
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武器にも燃料にも困窮し、敗戦を間近に控えた第二次世界大戦終盤の日本で、少年・浅沼は特攻隊員に選出された。
しかし、配属されたのは神風でも回天でもない。「伏龍」と呼ばれ、潜水服に身を包んで日本の沿岸に潜り、棒機雷で戦艦の底を突く、という、(今考えると、というかたぶん当時考えても)とんでもない特攻部隊だった。
若く、考えも行動もまっすぐな少年兵たちが、詳しい戦況もわからず、自分が死にたいのか生きたいのかすら見失って訓練をひたすら続ける姿を読んで、当時実際にこういう人たちがいたのかもしれない、と思う。
当たり前のように戦争が起こり、巻き込まれ、それに意見することも抗うことも悪乗りすることも出来ずに、ただ「生きる」。
戦争の話、というとすぐにヒューマンドラマと結びつくけれど、誰もがドラマティックに生きたわけではなく、ただ選択肢もなく、この時代を過ごした人も多くいただろう。そんな気分になる。
戦争を憎悪するでも天皇に心酔するでもない彼らは、ごく当たり前の少年たちだ。
そこには日本国を盲信する大和魂も、最前線の過酷な血生臭ささもない。
戸惑いながらも生きる、戦争と隣り合わせの日常がある。
今までに読んだことのない戦争小説だった。
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飛行部隊に入ったはずなのに、毎日穴掘りと陸での訓練ばかり・・・何て不満を抱えてたら今度は海だって!?
少年兵達の物語。 -
在仙の作家、熊谷達也、彼が書く戦争小説、それも特攻兵器としての人間魚雷。余りにもお粗末なデキモノに乗り敵艦に体当たりする若者達の悲哀、想像するだけで哀しくなる。こんな悲劇は二度と繰り返したくない。戦争小説でありながら反戦小説だと思う。読後、訓練中の事故死、敗戦後の不慮の死、本人も死んでも死に切れなかったろうし、遺された者達も悔しくてならなかっただろう。国の為に、遺された者達の為に、死ぬ為に上官の理不尽な苛めに耐えて来たのに、さぞかし無念だった事だろう。まだ16,7歳の若者達の犠牲の上に、私達は生かされていると云う事を忘れてはならない。読み終えて、軆が熱くなった。
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感想 :

めづらしー。
「伏龍」って、ヘルメットみたいなのを被って海底に潜んで、サオの先かなんかに爆...
めづらしー。
「伏龍」って、ヘルメットみたいなのを被って海底に潜んで、サオの先かなんかに爆弾くっつけて敵艦の底にえいやっと突撃する特攻攻撃でしたっけ。
作者さんの目の付けどころがスゴイっすね。
でわ、ちょっと出かけようか。
ん?どこへ。そりゃTaw...
でわ、ちょっと出かけようか。
ん?どこへ。そりゃTawanさんちさぁ。
すまんこってす。すごすご。
んでも、お出かけしてしてもらえると、なお嬉しな。
んでも、お出かけしてしてもらえると、なお嬉しな。