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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784048738316
作品紹介・あらすじ
大スター・今西良の名を世に知らしめた作曲家の風間俊介。人生を賭けて愛した良は、しかし自らを捨てて去って行った。絶望の中、風間は野性を内に秘めた青年・忍と出会う。風間は忍に天性の音楽の才を見出すが、忍はぞっとするほど美しい刺青を背中に背負う男・黒須に、金で買われた存在だった…。ロマンの語り部が描き切る、TOKYO SAGA千五百枚。
みんなの感想まとめ
テーマは復活と人間関係の複雑さで、主人公の風間が過去の傷を抱えながら新たな出会いを通じて再生していく様子が描かれています。前作からの続編であり、風間の心理描写が豊かで、彼の内面に迫る一方で、物語には意...
感想・レビュー・書評
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「朝日のあたる家」の続編です。
と言っても今回は風間先生が主人公です。なんと風間先生とは。
そしてなんですかこの本の厚さは。1,500 枚だそうで。ちょっと読むのたいへんでした。
内容は、前作「朝日のあたる家」でボロボロになった風間先生が復活していく様子です。相変わらず心理描写が多いですが、でも動きもちょっとだけあって、悪くありません。
ヤクザの黒須が出てきて、もっと派手なドンパチになるのかと思ったんですが、なんと風間先生といい仲になってしまうとは。なんじゃそれ。(^_^;)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
翼やマヨテン、朝日の後が2008年、2009年に出ていたとのは全く気付いていなかった。仕事が忙しくてメジャーじゃなかったこの辺りはノーマークだったもよう。前半の破滅寸前の雰囲気はこのシリーズらしい。後半は立ち直りへの話。最後は忍がああいう態度をとって立ち直りがひとまずは完成するのではないかと。しかし良は有罪ですか。被疑者死亡で事件終結してると勝手に思ってたのですけど。まぁ、物語だから何でもありか。長くてダレたのはあるが、前の3作の長さを思えば、まぁそんなもんか、と。
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久しぶりにグイン以外の栗本薫を読んだんだなーと実感。
東京サーガシリーズも、何年ぶりに読んだことか。。。
でも久しぶりでもスルリと世界に戻れるのは、グインと同じ。不思議だなー。
これでもかというほど延々内に向かう小説だけど、不思議と冗長ではなくて(紙一重かもだけど)、むしろ読み止まらない感じ。
魔界水滸伝を思い出したー。。。ってそれこそ20年以上前に読んでたんじゃなかろうかw
改めて。栗本薫おそるべし。 -
いったいなんで今さら栗本薫なのか。と自分に問いたい・笑。
私がこの人で読んだことがあるのは、かろうじて「終わりのないラブソング」と伊集院大介が幾つかくらい。本編の方は未読です。
でもシリーズのなかでこの作品をいちばんに読めたのは僥倖だったかもしれません。
これまでの経緯を知らなくても、面白かったから。というより、知らなかったのが奏功したんでしょう、この場合。奇跡のように。
何の先入観もなく過去も知らないがために、徹底的に風間俊平という人のことばが、語られる過去そして現在が、とてもしっくりと響いてくる。
確かに誤字が多いし、漢字変換が一貫してないから読みづらいし、しかも同じフレーズが何度も繰り返されるのでじれったいのですが、その作者の(おそらく)不首尾が逆に風間の煩悶を生々しく伝えてきます。狂気の淵と正気の光の狭間を揺れながら、新たな生と関係を探り得ていくその道程が見事に収斂してくる過程は流石。
それとたぶん風間という人の健やかさにも救われたのだと思う。
良という特別な存在に惹かれ、狂い、そこなわれながらも、その頑健な肉体と魂は朽ち果てることなく生きることを否定せず、彼との妄執を振り返り、捨て去ることなく憎みきることもなく、ただ飲み込むことができる強さと健やかさをもつ人であったから、彼らのあやうい濃密な関係を追いきることができたのではないかと。
この作品に限ってなのかもしれないですけど、私は風間俊平、かなり好きですよ。
心底情愛の深い、こまやかな人なんですよね。忍くんに結局手を出さないところも好きだし、最後に行き着いた黒須との関係のあり方はちょっと微笑ましいくらいかも。 -
「朝日の当たる家」のアナザーストーリー。
良に捨てられてからの風間俊介の復帰を描く。
不幸な生い立ちながらすばらしい歌の才能を持った忍との暮らしや、
ヤクザの黒須との愛憎も。
図書館で借りて読んだが、多分購入はしない。
なにはともあれ、まずは朝日を再読しないとだ。 -
シリーズものの最新作らしいのだけど、そちらは読んだことなく、これだけで読んでみました。主人公がウジウジしていて話の入り方もシリーズを読んでいないと理解できない感じで面白くないな…と思いましたが、中盤以降、美貌のヤクザ黒須と付き合いだしてからは面白かった。こっちをメインに読みたかった。黒須が色っぽくてよかったが、中途半端なところでぶっつり終わっているのが残念。これだけボリュームのある本なのに、1冊の本としてのまとまりやもりあがりに欠けていると思った。
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