DIVE!!

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
4.21
  • (36)
  • (25)
  • (19)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 192
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (679ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738521

作品紹介・あらすじ

高さ10メートルの飛込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛込み競技。その一瞬に魅了された少年たちの通う弱小ダイビングクラブ存続の条件は、なんとオリンピック出場だった!女コーチのやり方に戸惑い反発しながらも、今、平凡な少年のすべてをかけた、青春の熱い戦いが始まる-。飛込みにかける少年たちを描いた、青春文学の金字塔。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4部構成の飛び込みを題材にした青春小説。
    マイナーな飛び込みなのに感情移入がしやすい物語である。

    知季・要一・飛沫の三人のキャラが立っている。
    特に要一の生き方にあこがれる。

    4冊を一巻にまとめた678ページもある大作であるが
    一気に読めました。

  • 『DIVE!!』と『紳士同盟クロス』と『HiGH&LOW』は、私の中では同じジャンルにくくられている。あとは『鈴木先生』もわりと近い。一見脇役に思えるようなキャラクターがていねいに深くつくり込まれている作品が大好きだ。特にこの4巻なんて、次々視点が変わっていくのがたまらなくて、試合が一巡するたびに「次は誰なんだろう…」と緊張しながらページをめくった。登場人物全員を好きになってしまう作品に出会えるのはいつでもうれしい。
    一度読んだ小説はあまり読み返さないほうだけど、『DIVE!!』は全4巻の単行本を1回、全2巻の文庫版を1回読んだうえで、この豪華版を購入してさらに2回も読んだ。太陽光のようなまぶしいイエローのパッケージの中に、これをプールの水の色と言わずして何と言うんだ、と思うような真っ青な装丁が美しくて、物理的にも大好きな本。付属の取材レポートやキャラクター資料は「こんなすばらしいものを見せてもらえていいのか!」と思った。
    おすすめの小説を聞かれると必ずこの本を勧める。10人近くの友人が実際に読んでくれて、全員がおもしろかったと言ってくれた。発売から20年弱が経っているなんて関係なく、今後も周囲にずっとずっと勧め続けたい作品。

    【読んだ目的・理由】好きな作品だから
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆5.0

  • アニメ化おめでとうございます。
    ということで記念に新装版で再読しました。

    巻末に設定資料的なものがついていたのですが、点数計算表がすごかったです。
    あと校閲部からだめ出し、とあって、校閲ガール・・・となりました。笑。

  • 図書館で手に取った時、辞書かと思ったくらいの分厚さ。

    最初から最後まで、青春!

    登場人物が全員キラキラしてて、まぶしー。

    何となく知季がオリンピック行くんだろうな~とは、予想はできたけど、後半徐々に飛沫とか要一の出番が多く、知季はどうなるの?と、ドキドキでした。

    知季、要一、飛沫、レイジ・・・、これからも、コンクリート・ドラゴンに挑戦していってほしい。

    で、その続編が読みたい!

    森絵都さんの本は元気がもらえる!!




    (敬介パパのあの叫び、思わず笑ってしまった。)

  • 着水までの2秒間に秘められた「青春」を読め!

  • マイナー競技の情報を仕入れつつ、爽やかに楽しませてもらった。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/13819939.html

  • ダイブ、飛び込みに打ち込む男子中高生の、爽やかで一生懸命な話。

    性格も体格も能力も違う少年達が、それぞれに悩んだり目覚めたりする姿が生き生きと描かれていて、非常に面白かった。
    この競技、今までよく知らなかったけれど、見てみたくなりました。

  • 競技飛び込みに打ち込む青春スポーツ小説。3人の主人公の成長や友情もちろん良かったが、脇役達のエピソードがいちいち面白い。ピンキーとか炎のとかおまめの子とかチクワとかすきやきコーチとか。ほっこりして、とても楽しめました。

  • 飛び込み。
    わずか1.4秒の中に繰り広げられる世界。
    コンクリート・ドラゴンに魅せられて、その世界へと引き込まれていく少年たちの話です。
    より高みを目指すがゆえに、生じる苦悩や困難は多いけど、
    それでも結局、この怪物に足を進めてしまうんですね。

    とても爽やかでした。
    生の演技を見てみたいと思いました。

  • 1.4秒にかける少年たちの物語。

    何かにすべてを懸ける人はかっこいい。
    ましてやそれが、中高生だったらなおさら。だって自分には絶対にできないもん。

    知季も飛沫も要一もそれぞれに飛び込みに対する想いがあって、それを無理なく丁寧に書いていて、3人全員に感情移入することができた。
    ラストの試合中なんて、もーまるっきり幸也くんの気分だった。シドニーにいけるのはひとりだってわかってても、3人全員にがんばってほしくて、応援するしかできないもどかしさもあって。

    この本をちょうど読んでいるとき、山手線のCMで飛び込みのシーンがあった。
    あんまりにきれいで、感動した!本を読むにもイメージがふくらんでよかったし。
    飛び込みの試合みてみたいなぁ。

全28件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

森 絵都(もり えと)
1968年、東京都生まれの小説家、翻訳家。早稲田大学第二文学部文学言語系専修卒業。
1990年、『リズム』で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞し、同作は2008年に映画化もされた。2006年、短編集『風に舞いあがるビニールシート』で、第135回直木賞を受賞。
その後も活躍を続けており、2017年『みかづき』で第12回中央公論文芸賞を受賞、2017年本屋大賞2位。同作は2019年にNHKでドラマ化された。それ以外にも、多数の文学賞を受賞している。

森絵都の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

DIVE!!を本棚に登録しているひと

ツイートする
×