本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784048738781
作品紹介・あらすじ
岩手県三陸沖の小島で発生した猟奇殺人事件。岩手県警の藤田警部補は、捜査を進めるうちに、この島が「死墓島」という不気味な名前で呼ばれていることを知る。この名前の陰に秘められた、島の陰の歴史とは――?
みんなの感想まとめ
孤島を舞台にした猟奇殺人事件が織りなす物語は、過疎化が進む地域の暗い歴史や伝承が絡み合い、緊張感を生み出しています。主人公の藤田警部補は、持ち前の洞察力で捜査を進める中で、意外な真相にたどり着く様子が...
感想・レビュー・書評
-
設定とか舞台とか面白くて興味深いんだけど、丁寧に書かれすぎて冗長に感じてしまった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作に引き続き藤田警部補登場。前作の主軸は滝本だったが、本作は藤田と有原の刑事コンビ。
村に伝わる古い歌、島の三大勢力の軋轢、過疎化問題、警察内部の足の引っ張り合い。と、相変わらず盛りだくさん。これって本筋から視線をそらせる作戦?
そしておなじみの唐突な真犯人&それまでのゴリ押ししていた伝説は何処?(笑)
とは言っても、藤田警部補の謎解きはまあスッキリ? -
何かグダグタと面倒くさい。
閉鎖的な島の雰囲気とかも、そもそも現実世界でもそういうの好きじゃないから、読んでてイライラするし、藤田さんも何かいろいろ抱えてる設定なのも面倒くさいし、読むのが疲れる。
藤田さん以外のキャラも全然魅力的でないし、全体的にジメっとした雰囲気で、ホント疲れた。 -
過疎化の進む孤島で殺人事件が起こる。被害者は島の暗い歴史になぞらえたと思われる状況で発見される。
本土から捜査に来た刑事の藤田は持ち前の洞察力で捜査を進めるが、さらに新たな事件が起こる…!
田舎、暗い伝承、見立て殺人、家柄のしがらみ、等々私の好きな要素が盛り沢山でワクワクしながら読んでた。事件の真相はそれまでの流れからすると意外なものだったけれど、こじらせまくっている感じがまたドロドロしていて好き(笑
タイトルに惹かれて手に取った作品で、シリーズものらしいので他の作品も読んでみたい! -
「島」フェチなので……
著者のデビュー作品を拝読している。
その時もぼんやり感じたが、骨はあるけど肉のない小説というか……
私にはなんと全体的に物足りない印象でした。
刑事さんたち、何気にみんな可愛いオッサンなんだけど。 -
首挽村の殺人後、釜石南署に「栄転」させられた藤田警部補が偲母島で起こった連続殺人事件に取り組む。
島の伝承は魅力的だし殺害方法もまずまずインパクトがあるし、不器用な藤田警部補と若い相棒の掛け合いも面白いし(幽霊におののく二人は方言効果もあって非常に萌え)、一部登場人物には非常に同情してしまう作り込みなど前作より良かったと思うのですが、盛り上げ方や構成に魅力が少なく、特に事件解明のあたりは読者へアピールすべき場面が絞り込めておらず、いろいろ頑張って繋げた跡は見えるのですが前作同様尻つぼみの感がありました。 -
岩手県を舞台にした本格ミステリシリーズ。
横溝的な土着の神秘的な風習や伝説とかが、現代風に上手く取り入れられています。
岩手って、なにげに民俗学系ミステリの似合う土地だよね、岡山には負けるけどねw
シリーズ探偵の藤田警部補が、前作に引き続きいい味出してるよ!
今回の舞台は三陸の島。
とはいえ本土が近くて、定期船とかある島なので、嵐の孤島とまでは言えないカンジの設定。
むしろ2時間ドラマにできそうな、ホワイダニット系だったー。 -
岩手の孤島で起る連続殺人。相変わらず地味で謙虚な藤田警部が、じっくり犯人の心境に近づき真犯人に辿り付く様子に引き込まれます。非道な犯人でも理解しようとする警部が優しい。やるせない真相が明かされると共に、「死墓」島の意味も少しづつ変化していきます。
-
■岩手県三陸沖の小島で発生した猟奇殺人事件。岩手県警の藤田警部補は、捜査を進めるうちに、この島が「死墓島」という不気味な名前で呼ばれていることを知る。この名前の陰に秘められた、島の陰の歴史とは――?
■■「首挽村の殺人」の続編。主人公は藤田警部補。前回は生真面目な強面の刑事さんでしたが、今回はやたらかわいいおじさんにかわってた。いったい何があったのか。部下との掛け合いがとにかく可愛くてしようがない。事件は前回に比べれば死人の数がぐっと減ったので安心して読めましたた。犯人には上手く騙されたよ。ストーリー的には前回の方が上。でもキャラの面白さで言えば今回の方が好き。 -
読みにくかった。
The サスペンスでした。。が、トリックに凝っている訳じゃなく人間ドラマという感じ。 -
孤島・血塗られた伝説・意味深な子守唄・・・
と金田一を彷彿とさせるアイテムが揃ってますが
文章にオドロオドロしさはありません。
割合淡々とした文章で書かれているので
読みやすかったし、動機も何だか共感出来るような
そんなお話しでした。
過疎化についても考えさせられますね。 -
岩手県沖の小島、偲母島。この島の断崖で、島長の海洞貞次の他殺死体が発見された。
捜査のために偲母島に渡った藤田警部補は、この島が地元の人々から「死墓島」という不吉な名前で呼ばれていることを知る。
その名の由来は、島に残されたおびただしい数の墓石だった。
なぜこんなにも多くの墓石が残されているのか?
閉鎖的な島民たちを相手に捜査を開始した藤田は、次第に死墓島の裏の歴史を知ることになる。
第27回横溝正史ミステリ大賞を受賞した大村さんの受賞後第一作。
閉鎖的な島。旧家の対立。それらしい子守唄と伝承。陰惨な死体遺棄方法。
などなど、横溝テイストてんこ盛りなのですが、それらがうまく真相と結びついていない印象。
せっかく島の歴史がいい感じだったのになぁ。
後半の展開や犯人の動機がいきなりすぎてちょっとついていけず。あまりにも現代っぽい。
島の住人の焦燥感や閉塞感はとても感じられ、限界集落などの過疎の問題や人間の孤独についてなど、言いたいことを詰めたのもわかるのですが。
もうちょっとなんだけどなぁ、なんだかもったいないなぁ、という読後感でした。 -
前作を読んだのが前すぎて内容忘れt(orz
本作はトリックよりも人間関係がうみだす悲劇がメインだったと思う。ストーリーは簡潔だったけど、登場する人たちの心情が丁寧に書かれていると感じた。 -
2010/03/18読了。
-
閉鎖的な孤島、いわくありげな子守唄、意味深な殺害現場、と横溝正史的な雰囲気がいっぱいです。お約束要素だけれど、そういうのが大好きなものにとってはたまりません! でも真相までお約束ということもなく、満足。
印象的なのは、「殺人では被害者が連鎖する」ということかな。まさにそうですね。事件を起こす前にそのことに気づけば、悲劇は防げるのにね……。この事件の起こった経緯も、非常に悲しくって。人間の心理って難しいです。 -
2008.11
結論がちょっとあっさりしてた気がする。
でも、トリックより人間の葛藤を中心にかこうとしていたのは面白かった。 -
2008/09/10読了
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
大村友貴美の作品
本棚登録 :
感想 :
