九十九怪談 第一夜

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 136
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738804

感想・レビュー・書評

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  • 上記同様、木原氏による怪談です。
    こちらは、より新耳袋を意識したつくりに感じました。
    そのせいか、上記作品と比べ、非常に面白く読みました。
    99(+1話)の怪談が掲載されていて、一晩で読むと自分の中で百物語が完成するというのも、新耳袋を踏襲してますね。
    一夜完読すると怪が訪れるといわれるこのシリーズですが、自分にはまだ訪れてないですね。
    今回の場合、読み終わったあと、夕食時に弟を呼びに行ったら横たわってて、「もしや、死んでる!?」とびびったものですが、単に寝ていただけでした。

  • 99話の怖い話や不思議な話。一つ一つが短く読みやすいが、淡々とし過ぎていて結末の意味が分からないものも多い。それがリアルと言えばリアルなのだろうけど、もう少し掘り下げた話がよみたい。改行が多すぎるのが気になった。

  • 装丁・本文フォーマット/高柳雅人

  • 友人から久しぶりに電話があり、大学時代の仲間と同窓会をやろうと言う。当日、懐かしい顔が集まったが、肝心の友人が来ない。そのとき電話が鳴って…。自分でも気づかないうち、学校のノートに「のんちゃん」とびっしり書いていた。のんちゃんって誰だ?初めはまったく思い出せなかったのだが…。(Amazon紹介より)

    旅先のホテルで一人、夜中に足音とかがするとちょっと怖いですよね。足音ぐらいならまだしも、ガラス窓をバンッと叩かれた日には、朝まで眠れないと思います。

  • とても読みやすいです。個人的には新耳袋の方が味があって好きかもー。

  • 2012/1/3

  • 「新耳袋」続編という感じ。寝るときに読もうとしたら子供に「おばけがくるからよまないで」と必死で訴えられた不思議なご本です。

  • 創りモノの恐怖を味わいたい方には物足りない内容です。
    若干、う~ん⁈と思う話は有るけど、実体験を装飾なしで愉しめる(?)怪談本と言う位置付けで。

  • 全然怖くない。むしろ小咄?と思うものもいくつか。ただ数編、暖かくなる話が入っていて救われました。

  • 百物語の続編とでも言うべき本作品。

    一話が数行から数ページしかない中で話を展開させ、読者の想像力をかき立てるような終わり方で閉める文章構成は、無駄がない分、芸術的です。

    ただ、今回は怖い話よりも不思議な話が多かったかな、と思い、3にしました。

    すいません。完全に好みです。怖い話の方が好きなもので……。

    あと、Y霊園が近くにあるので、今回とりあげられててテンションあがりました(^^)

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著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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