ファイナル・ゲーム

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 69
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738811

作品紹介・あらすじ

全てを試す-ゆえに「試全倶楽部」と名付けられた非公認サークルに所属した5人が、大学を卒業して7年、ふたたび集結した。サークルのカリスマであり、大手製薬会社の御曹司である桜正武の号令の下に…。ニート生活を送っていた美輪貫太郎は、行き先も告げられぬまま、ある孤島へと導かれた。そこで待っていたのは、桜の驚愕の命令だった。「5人の中にはスパイが紛れ込んでいる。そいつと一緒にこの中の人間を殺害し、デスマスク写真をメールで送れ-」サークルの最後の遊びは殺人ゲーム。極限状態に置かれた5人の中で、果たして誰がスパイなのか?その矢先、暗闇の中で最初の殺人が起こった…!逆転に次ぐ、逆転!あなたはこの謎を解くことができるか。

感想・レビュー・書評

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  • 「インシテミル」に続く、閉鎖空間での連続殺人物です。アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」、綾辻行人「十角館の殺人」の系統ですね。

    この著者の別に作品である「そして粛清の扉を」が面白かったので期待していたのですが、残念ながら、期待通りとはいきませんでした。

    意外な展開というのがないままに話が続き、気付いてみたら終わっていたという印象です。
    「インシテミル」もそうでしたが、もうこの設定では意外な展開というのは望めないのでしょうか・・。

    最初にクリスティ・綾辻系統と書きましたが、この作品は推理小説ではないため、厳密に言うと系統は異なります。
    しかしサバイバル物、サスペンス物、あるいはホラー物の成分はどうかというと、ドキドキハラハラ感も薄く、濃度が濃いとはいえません。
    結局、作品としてどうありたいかが見えてこないままに、ずるずると話が進んでいく。
    もちろんジャンルが明確であるべきだとは思いませんが、なにを楽しめば良いのかが分からないというのは正直な感想です。
    むしろ一人の「ニート」の再生の物語である・・というと語弊があるでしょうか。

    「インシテミル」同様、オチに一ひねりあれば・・・という作品でした。

  • うーん、桜のゲームの目的ってそんだけ?みたいな、どうも動機がいまいちな感じ。
    登場人物も魅力を感じないせいか、あまり話が入ってこなかった…。

  • 大学時代のサークルメンバが孤島の施設に集められて,元サークルのボスの指示で生き残りバトルっぽいことをする。
    バトルロワイヤルっぽいことをするでもなく,石持某的な密室論理バトルをするでもなく,いい年した大人が田舎のヤンキィのような口調で暴れて,展開もオチもよろしくない。
    そこらの中二病が書いた携帯小説レベル。
    この作者の「そして粛清の扉を」はよかったが,他はイマイチ。

  • なんかヌルかった。
    まあ暇つぶしには最適な程度の先が気になる感だった。
    はじめて登場人物で玄みたよ!
    死んじゃったけども〜( ´ ▽ ` )ノ

  • 黒武洋作品初読。読メをうろうろ見てて知った作家さん&作品。
    意外に面白くて一気読み(笑)
    誰も死んでないんじゃないかという予想は半分当たってたけどラストのどんでん返しまでは予想しきれてませんでした(;´∀`)
    他の作品も読んでみようかしら(*´∀`*)

  • パニックサスペンスもの。描写は悪くないが登場人物の背景が少し薄いかな

  • 島っぽいから読んでみた。先が読めちゃった。

  • バトルロワイヤルっぽいものかと思ったけれどそうでもなく展開が中途半端
    人物の心理描写に全くリアルさが無いからこんなことで人を殺すだろうかと考えてしまい内容が薄く感じる

  • 登場人物に魅力がなく、個性の強調もないので興味がわかない
    全てに対して動機が薄い、タイトルにやられた

  • 皆倫大学の「試全倶楽部」のメンバー5人が卒業後7年ぶりにサクちゃんこと桜正武によって、サクちゃんの親が経営するフロンティア製薬の研究所がある孤島に招待される。研究員たちの宿泊施設内に閉じ込められ、この5名、ニートの主人公カンこと美輪貫太郎、律儀、実直な副部長格のタツこと綿引達雄、玉沢数馬、並木玄、堤英太がお互いに殺し合いをさせられることになるのだが・・・。
    ストーリーとしては面白く、さらっと読める。しかし、犯人の動機に納得感がない。最初に殺される人の殺され方が不自然で、その後の話の展開への影響もご都合主義。伊坂幸太郎あたりだと、さりげない伏線が最後にきれいに回収されてなるほどという感じになるのだが、インテリジェント・デザインとか、玉沢がドラムをやっていたとか、白坂美優の話だとか、色々出てくる話が後で本線に絡んでくるのかと思ったら、何にも関係なし。また、取材して、細部を描き込んでいるという部分も感じられず。

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