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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784048739023
作品紹介・あらすじ
植物の刺繍をする女性・風里が越してきた古い一軒家の庭の井戸には、切ない物語が秘められていた。彼女の新しい恋と仕事を浸食するもつれた過去を、解きほぐすことはできるのか。現在と過去の愛が織りなす感動長編!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人と人とのつながりを描いた感動的な物語が展開され、過去と現在、夢と現実が交錯する様子が心に響きます。植物の刺繍をする主人公・風里が古い家に住むことで、庭の井戸に秘められた切ない物語に触れる過程が丁寧に...
感想・レビュー・書評
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人がつながっていた。時を超えて、庭を通じて、夢を介して。最近自分の読んだ本でよく出てくるパラレルワールドともまた違った感じ。
父と葉の書いた文字?図形?気になる。。。
開放するって大切だな。
風里が無事に出産できますように。風里の子どもの話とかも読んでみたいかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
改稿・改題した『三ノ池植物園標本室』の方を先に読んでしまったので、こちらは機会があれば読もう。
タイトルの印象は、『恩寵』の方が気高い感じで、良かったような…
人によっては取っ付きにくく感じるかもしれないが。 -
植物園、刺繍、書、架空建築、それから過去、未来へと繋がっていく美しい奇跡の物語。涙が止まらなかった。
余韻がすごくてずっと残ってる。大切な一冊になりました。 -
植物園でアルバイトを始めた刺繍が趣味の二十八歳の風里が住む事にした、鬱蒼とした庭の奥の離れの、今は無人の母屋に纏わる色々が、日々や妊娠といった現実の風里の物語に対して不確かで不安定で、昔の井戸の湿った感じも相俟ってオカルト染みた雰囲気。書家の書と書く文字がもじゃもじゃの塊になる失語症に迫力があった。
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古い一軒家の壁を塗ったり、
床をはがしたりするところから始まるもんだから
最初はDIY女子の話かと思いましたけど、
全然違ってました。
今と過去と夢の中。ふわふわと行ったり来たりしながら
漂うようなお話は
優しいようで厳しい、現実と向き合う話でもありました。
どこにいても、いつの時代でも
才能のあり過ぎる人と暮らすのは
大変そうだなと思ったのでした。
タイトルが今一つピンと来なかったなぁ。 -
久しぶりに、出会えた 大好きな作家さん
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よかったです。
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読みやすかった。
独特の世界で話に引き込まれる。 -
ほしおさんのだと「ヘビイチゴ・サナトリウム」が好きだったんですが、今はこれが一番好き。刺繍とか植物とか書道とか、気になるキーワードが出てきます。何となく、「からくりからくさ」っぽい。
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手に職というのは羨ましいと思った。
刺繍で食っていく、皆が凄いと言ってくれる、どんな作品だか見たくなってしまう…そんな文章です。
現代の話と昔の話がリンクしていくのが唐突だったので、ん、と思ったが全体的に読みやすかったが、現代の話の方がスルスル読めた。 -
会社を辞めてぶらぶらしている時に出会った一軒の家に住むことから始まる不思議な物語。
才能って怖いってゆうか奇妙てゆうか。
ここに出てくる登場人物はなにかしら秀でているものがあって。
自分には無理なものもきちんとわかっていて。
うらやましい。
話にひきこまれて最後まで一気に読んでしまった。
伏線がいっぱいはってあってちょこちょこ戻ったり。
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大切にされていた古いおうちがなんか久しぶりに通りかかったら壊されていたそういうのが すごく寂しいタイプの人におすすめかも
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一気に読んでしまった出てくる家や小物やエピドードが魅力的でとっても女子好みのおはなしでした梨木香歩が好きなひとには たまらないかとすべてがつながっていく物語で小さなところも見逃せません
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なんだかほんわりふわふわした物語☆
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歯車でしかない閉塞した会社員生活に倦んで仕事を辞めた風里は、ふとした思い付きで散策した見知らぬ町に、印象的な古い家屋をみつける。抗い難い魅力に惹かれて、失業中でありながらもそこに住まうことを決めた彼女は、次第に、会社員生活に閉じ込められ忘れ去られていた自分を見つけなおす。
一見、風里とはなんの関係もないような、書家の娘、葉の物語が織り込まれ、次第に大きな円が見えてくる。美しい植物に彩られて、えにし、というものが描かれている。
この著者の作品をはじめて手にしたけれど、なんとなく梨木香歩に似た匂いがする気がした。 -
会社を辞めてしまった風里が見つけた崖の下の古い小さな家。機縁を感じて都心のマンションから越してくる。家の目の前は公園の緑地だ。近くにある大学の植物園で標本つくりのバイトを始める。植物の標本つくりは心を癒し、素直な気持ちを取り戻していく。彼女にとって趣味だった刺繍が蘇る。
この家と周辺の風景が不思議なめぐりあわせをつむぎだす。
この世界に誕生するのは意味があること、過去と未来をつなぐ何かが自分。
生きることを怖がらなくてもいい。そんな癒しが、さりげないミステリーの物語になっている。
著者プロフィール
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