植物図鑑

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 16389
レビュー : 2563
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739481

感想・レビュー・書評

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  • 山菜などの野花をテーマにした恋愛小説。
    有川さんの書く恋愛小説はとっても甘酸っぱいけれど、今回も然り。でもそこが良い。
    偶々マンションの前で行き倒れていた男性(イケメン)を一晩一人暮らしの自宅に泊らせることにしたOL、さやか。イツキという名前以外の身元を話したがらない彼が翌朝お礼にと作った朝食に魅かれ、家事全般と引き換えに同居することを提案する。
    このイツキがやたらと植物に詳しい。彼の指導のもと、近場で山菜を採り調理して食べることで、さやかに未知の世界が開ける。そして、やがて、2人の関係も変わっていく。
    私自身花やハーブ、料理は好きだけれど、身近に山菜を探してみたことは無いし、自分で摘んだ山菜を調理して食べたこともない。でも本の中に書かれている料理は全て美味しそうで、とても興味深かった。

  • どこまで読んでも平坦でおもしろみのないストーリーと登場人物たち。なんだか作者の妄想という感じで気持ち悪い~。少女マンガに作り変えたら、まだ納得できる。

  • こんなにも薄っぺらい文章で許されるものなのか。

  • 私は好きじゃなかった。
    先が見える。

    本編だけで終わるならまだしも、後日談は蛇足だった。

    読者蚊帳の外。お前らなんか関係ないぜスタンスの文章。
    「興味のない他人の何気ない話を延々と聞かされる気分」だった。


    純粋に登場人物に感情移入できない。
    魅力的じゃない。
    先が読めるから「うんうんそれでそれで?」と先が気になる描写が一個もない。

    登場人物に魅力がないなら魅力がないなりに、
    もう少し面白くストーリー展開させられなかったのか? と思う。

    逆に、こんなにストーリー展開がワンパターンなら、
    登場人物をもっと魅力的にできなかったのか? と。

    どちらも欠けていると私は思った。

    主人公二人、どちらも女々しい。
    こいつら絶対、将来不幸になるな、って思えるほど、頭お花畑。

    さやかが26歳? 頭痛がしてくる。
    彼女は大きな子どもだなあ、という印象しか残らない。
    中学生・高校生くらいの精神年齢。
    さやかの行動を見て、呆然とするか、唖然とするか、失笑するか。

    樹がいなくなるところも悪い意味でびっくりした。
    いつかいなくなるんだろうな、いつかいなくなるんだろうな、を少し繰り返したあと、
    ぽん、と、いなくなる。

    いきなり感を狙ったんだろうけど、いきなりすぎる。もはや意味不明。
    作中特に話の区切りがあったわけでもなく、いきなりいなくなるから話として違和感。

    さやかも、あんなに樹に依存してたのに、
    ショック受けるくだりで「え、その程度?」という感じ。
    いなくなったときの話は「……は?」と言ってしまった。


    そこからの話は坂を転げ落ちるようなスピード!
    読者置いてけぼり!
    前半ののんびりが嘘のように駆け足で進むストーリー。

    え、ページ数足りなくなったの?
    と思ってしまうほど。

    あまりの詰め込みように頭には「はてな」しか浮かばなかった。

  • 有川浩さんの作品は自衛隊シリーズ、図書館戦争etc大好きなものが多いのですが、なぜかこれだけは口に合わなかったのです。なぜか...。

    草食系男子が嫌いな訳ではない。
    むしろ恋愛小説は大好物。
    うーん。。

    最後まで読み切りましたが、すぐに内容が頭から抜け落ちてしまいました...。
    いつかまた再読したいと思います。

  • 純粋すぎて私には合わなかった。私の好きなドロドロとして屈折した人間関係は全然出てきません

  • いかにも携帯小説て感じで面白くない。この人のは当たり外れがある。

  • 料理が美味しそう。偏食だと余計に、健康的な食に胃が反応する。
    メインの2人、特にヒロインには「そんなに怒ること?」と戸惑ったり、「ずいぶんあっさりな始まりと終わり…」と面食らったりして、置いてきぼり感。今まで読んだ有川浩と比べるとキャラも話も薄い。文章も軽め。携帯小説連載だからか、と思ってしまったくらい。トキメキも期待してたのでそこは残念だった。

  • 甘い、甘酸っぱすぎるよ!
    王将の天津飯より甘酸っぱいです。

  • 「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」
    「噛みません。躾のできたよい子です」

    こんな言葉で始まる男女の同居生活。こんなあり得ない出だしだったから、勝手にファンタジックなお話なのかな~なんて思ってました。なんか、実は道草の精でした…みたいな。

    軽い文章とか、甘々なのはわかってて読んだけど、これはちょっと…。
    登場人物に魅力も感じないし、お話も携帯小説並み。(初出は本当にそうらしいけど)
    主人公は普通に恋愛経験もあるOLということだけど、どう読んでも、中学生くらいにしか見えない。ハンカチもらったくらいで嫉妬って…。
    一つ良かった点は、お話に出てくる植物たちの写真があったこと。
    でも、お金を払ってまで読むものではないかな…。

著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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