RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739528

作品紹介・あらすじ

神霊の存在や自分の力と向き合うため、生まれ育った紀伊山地の玉倉神社を出て、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽深行と再会するも、二人の間には縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗田真響と、その弟の真夏と親しくなり、なんとか新生活を送り始める。しかし、泉水子が、クラスメイトの正体を見抜いたことから、事態は急転する。生徒たちはある特殊な理由から学園に集められていたのだった…。

感想・レビュー・書評

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  • 楽しい♪ 
    なんて言ったら、新しい生活のなかであたふたしている泉水子に
    涙目で抗議されそうだけれど

    紀伊の玉倉山を離れ、入学した東京の鳳城学園で巡り会うのは
    下僕らしくない下僕(?!)の深行をはじめ、
    戸隠流忍者の末裔の三つ子、真響と真夏と真澄、
    陰陽師で式神を操る高柳一条など、ひと癖もふた癖もある面々で、
    後半には「影の会長」(この、昔の少女漫画を彷彿とさせる甘美な響き♪)の
    謎めいた穂高先輩まで現れ、ちょうどホグワーツに入学したての頃の
    ハリー・ポッターシリーズのような賑わいに、胸が高鳴ります!

    第1巻ではイマドキの女子高生の中での絶滅危惧種然としていた泉水子が
    神霊と接することのできる少年少女を集めた絶滅危惧種保護施設のような鳳城学園で
    自分の使命をどう受け止め成長していくのか

    ツンデレ(しかもツン95%、デレ5%)下僕の深行が泉水子を
    どんな仏頂面で支えていくのか、期待が高まる第2巻。

    • マリモさん
      ふふふ、このお話も好きなんですー♪
      ほんとにツンデレですよね。ツン95%、デレ5%の絶妙なご指摘に思わず笑ってしまいました。
      私は一度まとめ...
      ふふふ、このお話も好きなんですー♪
      ほんとにツンデレですよね。ツン95%、デレ5%の絶妙なご指摘に思わず笑ってしまいました。
      私は一度まとめて読まないと、核心部分の話についていけなくなってきているんですが、もうすぐ最終巻ということで、ふたりの関係含めてどうなるんだか楽しみです。
      3巻4巻と、深行くんの、ツンとデレの比率の微妙な変化にもご期待ください(笑)
      2012/10/24
    • まろんさん
      おお!マリモさんと好きなお話がまたもや重なってうれしいです♪
      そうですか~、もうすぐ最終巻なのですね。
      図書館に4巻目まで存在するのは確かめ...
      おお!マリモさんと好きなお話がまたもや重なってうれしいです♪
      そうですか~、もうすぐ最終巻なのですね。
      図書館に4巻目まで存在するのは確かめたのだけれど、
      シリーズものを飛び飛びにしか置いてくれなかったりするイナカの図書館なので
      ちゃんと最後まで揃えてくれるよう、今から願を掛けておかないと!
      深行くんのツンデレの比率に大注目で読み進めます(笑)
      2012/10/25
  • 好きになってしもうてるやん、とつっこんだ。

  • おおお!!
    ついに来たか、「鳳城学園」
    田舎から、都会に来て不安が沢山あるかと思うけれど、深行くんが何とかやってくれる・・・と思いきや。

    もう、見事に飲み込まれてしまった〝RDGシリーズ〟

    泉水子も新しい友達もできて、ルームメイトの宗田真響(そうだ・まゆら)にその弟・真夏(まなつ)二人兄弟と思いきやの三人目の弟?真澄(ますみ)
    と、ここは複雑で・・・。


    泉水子があと少しで殻を破り、凛々しい泉水子になるのか!

    少し、難しい表現もあり、そこは必死で食らいついたのは余談ですが(-_-メ)


    何かが起こる、〝序章〟のような2巻でした(*^_^*)

    これからどうなっていくか、楽しみ~♪

    • まろんさん
      やった~!紫苑さんのところに、ついにRDG2が♪

      個性的な面々ばかりの鳳城学園、まさに日本のホグワーツ☆ですよね!
      どんどん新しいキャラク...
      やった~!紫苑さんのところに、ついにRDG2が♪

      個性的な面々ばかりの鳳城学園、まさに日本のホグワーツ☆ですよね!
      どんどん新しいキャラクターが登場して、楽しくてたまらない第二巻でした。
      紫苑さんが一緒に読んでくれていると思うと、うれしくてワクワクしてしまいます(*'-')フフ♪
      2012/11/11
    • しをん。さん
      ありがとうございます(●^o^●)♪
      まろんさんが、
      ≪猫といっしょに祈りのダンスを踊ってくださった≫おかげでやっと手元にきてくれました♪
      ...
      ありがとうございます(●^o^●)♪
      まろんさんが、
      ≪猫といっしょに祈りのダンスを踊ってくださった≫おかげでやっと手元にきてくれました♪
      感謝です☆☆

      言われてみれば確かに、ハリポタの世界と似ていますね~♪
      そう思って、読んでみると尚更面白さがupしますね(*^_^*)
      2012/11/11
  • 和泉子がんばれぇぇ!

  • 読み始めたら一気読みしてしまった(笑

    生まれも育ちも個性的な面々が集う鳳城学園。
    それでもそれぞれの根底に流れているのが、
    1本の太い地脈のようなもので、
    誰もが、その支流から育っているような。

    続きが気になる。

  • CL 2024.2.4-2024.2.6
    東京の鳳城学園に進学した泉水子と深行。
    重要な登場人物もいろいろ出てきて、だんだんファンタジーの面白さが加速してきた。

  • 新キャラ二人とも好き。
    ツンデレ最高。
    お父さんライバルとかほんとやめてー

    主人公、あんまり好きになれないタイプなのに好感が持てるのはなんででしょう。

    応援したくなる。

    2021.10.26
    145

  • 東京の学園生活がメインに。
    真響・真夏姉弟のキャラクターがよかった。
    他人の目を気にしすぎて振り回されがちな主人公が、ちょっとだけ自分に目を向けるようになったところに成長を感じた。

  • 記録

  • 東京の鳳城学園に入学した泉水子。
    深行だけが頼れる存在だと思ってたけど、同室の真響とも仲良くなり、それなりに楽しい高校生活が始まった。

    真響もかなりコンプレックスを抱かずにいられない存在だけど、そこでひねくれずに、憧れて見習いたい!と素直に思えるのか泉水子の良い所。

    陰陽師やら忍やら、色々出てきて、ワクワクする。
    深行との仲も、すこーしずつ近づいてきた?!

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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