サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド

  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.86
  • (10)
  • (13)
  • (12)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 97
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739610

作品紹介・あらすじ

キーパー経験者のオッサがサッカー部に加入した。が、つまらないミスの連続で、チームメイトに不満が募る。14歳、中学2年生の少年たちは迷いの中にいる。心を揺さぶる、挫折からの再生の物語-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • サッカーのことはよく分からないので、その辺はサーっと飛ばして読んだ。部活動の民間委託が進むご時世、この本に出てくるサッカーのコーチの人達は、本業は何なのかが気になった。

  • 星川に続きオッサも入部し、キャプテン遼介を中心に新チームが動き出した。が、シュートを怖がったり集中力が切れたりとキーパーのオッサの様子がおかしい。やがて、守護神の不振はチームに不協和音を生じさせ……。

  • 桜ヶ丘中学サッカー部涼介達が2年生として大会に望む。今回の影の主人公はオッサ。オッサが野球部からサッカー部に移ったことによる出来事が物語の柱となっている。なんかどこかで読んだ話しと似ているなと考えたら帰宅部ボーイズだ。梅木とオッサは野球部やめた後が違っていたが、話の雰囲気が似た感じだった。15を先に読んでしまったが面白く読めた。

  • 不覚にも何回かうるっと来てしまいました・・・
    もし戻ることができるならやはり私も14歳になって
    またサッカーがしたい。何か可能性を見出せる年代なのかなっと
    思います。フィジカル的にも現代のビジネスヒントにもなるものが
    ありました。
     若干ネタバレ(?)かもしれませんが、新人戦ラストのあの場面はやっぱり「エッグ」
    ですね。

  • 2012/01/29
    自宅

  • 自分達の目指すサッカーとは何か?それを問いながらもがきながら見つけていく物語。キャプテン翼張りにそれぞれのキャラが立って、自分にとってさらによいポジションを模索していく。ヨハン・クライフ率いるオランダのように超攻撃的な「トータルフットボール」が彼らにはよく似合う。そういえば私が中学生の時には、このチームのように上手い奴から順番に前だった記憶がある。現在のMF偏重のサッカーに慣れた今ではそれがすごく新鮮に映る。最後はやっぱり「エンジョ~イ、フットボール!」

    • willkkoさん
      自分達の目指すサッカーとは何か?それを問いながらもがきながら見つけていく物語。キャプテン翼張りにそれぞれのキャラが立って、自分にとってさらに...
      自分達の目指すサッカーとは何か?それを問いながらもがきながら見つけていく物語。キャプテン翼張りにそれぞれのキャラが立って、自分にとってさらによいポジションを模索していく。ヨハン・クライフ率いるオランダのように超攻撃的な「トータルフットボール」が彼らにはよく似合う。そういえば私が中学生の時には、このチームのように上手い奴から順番に前だった記憶がある。現在のMF偏重のサッカーに慣れた今ではそれがすごく新鮮に映る。最後はやっぱり「エンジョ~イ、フットボール!」
      2011/07/26
  • 巻を進めるにつれ面白くなってきた!帯ギュを思い出す。15歳も楽しみ!

  • 夢中で読みました!
    良くんも亮介も、チャラチャラしないところが、いいわ~~♪
    なんて、おばちゃまからの願望視点です(笑)

  • シリーズ3作品目。中学2年になった遼介がサッカーを通して成長していく姿を描く。何という青春。相変わらず最後の盛り上げ方がうまいです。シリーズ3作品読みましたけどどれも読後感がよい感じ。

    (2009年12月読了)

  • まだまだつづく

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。二〇〇六年『サッカーボーイズ再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズ、「海が見える家」シリーズの他に『帰宅部ボーイズ』『ようこそ、バー・ピノッキオへ』『会社員、夢を追う』『太陽と月サッカー・ドリーム』などの著書がある。

「2022年 『サッカーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

はらだみずきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×