口は禍いの門 町医北村宗哲

  • 角川書店 (2009年8月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784048739733

作品紹介・あらすじ

今村芳生なる医師が宗哲を訪ね、官医には蘭方(西洋医学)を禁ずる旨の達しに不満をぶちまけた。相手にされぬとみると、将軍家御匙の楽真院に直談判に及んだ。辟易した楽真院から対処を命じられた宗哲だったが…。

みんなの感想まとめ

医師北村宗哲の物語は、町医者としての腕前を活かしながら、さまざまな人々の無理難題に巻き込まれる姿を描いています。シリーズ最新刊では、医者としての仁術だけでなく、忍耐力が求められる場面が多く、患者との関...

感想・レビュー・書評

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  • いつもながら江戸時代のウンチクにもあふれた楽しい読み物


    2011/12/17図書館から借用;読み始め;2011/12/23読了

  • この著者の作風そのままにほんわかとした物語の展開。人情ばなしとして大変面白い小説である。息も継がせず一気に読み終えた。続きが読みたい。

  • 寺ではお布施の額に応じて戒名を授ける。
    三両も弾むと院号がつく、いわゆる院居士・院大姉、
    仏さんの位が上がって一つだけいいことがある、世間体、
    知り合いが墓標や位牌を見て、それほどまでに奥方様のことを思っておられたのですかと感心する、あらためて見直す、そのことに深く満足する、人格者と思われる・・・

  • 裏家業の人々の話と、町医者の話がクロスする。少々裏家業の話が込み入ってきてしまい、登場人物が誰の配下だったか忘れそうになる。漢方薬の薀蓄が、かなり個人的には面白い。

  • 渡世人に匿われた過去をもつ変わり種、町医北村宗哲シリーズ最新刊。患者が持ち込む無理難題やら、渡世人同士の争いやらどうもゴタゴタに巻き込まれる運命にあるのは相変わらず。医者としての腕は良いのだが患者運がいいのか悪いのか。昔取った杵柄とばかりに渡世人関係の問題が持ち上がると必ず口をきいてくれと頼まれてやっぱり断り切れないのがこのシリーズの良いところかな(笑)医は仁術というけれど、忍耐力も必要なのねえ…世間のいい加減さを良くも悪くも思い知りながら結末にいつも妙を与えてくれるところが好きなのよ☆

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著者プロフィール

佐藤 雅美(さとう・まさよし)
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。デビュー作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。著作に『御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵』『頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。2019年7月逝去。

「2021年 『恵比寿屋喜兵衛手控え 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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