シュガー アンド スパイス

  • 角川書店 (2009年10月29日発売)
3.23
  • (18)
  • (75)
  • (113)
  • (35)
  • (9)
本棚登録 : 667
感想 : 108
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784048739924

作品紹介・あらすじ

天才パティシエ・柳原さんの下で修業に励む新米の晴香。ユニークなキャラクターとゴージャスなお菓子の数々に彩られた日常を、とびきりスイート&コミカル&ドラマチックに描き出す、恋とお仕事の物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 美味しそう!ケーキはもちろんなんだけど、ガレットとオニオンタルト、食べたいなぁ~

  • 甘いだけではないお話しだった。どのケーキもとても美味しそうで、黒いマリアは是非食べてみたい。誰かを好きになるのはピュアなだけでなく、迷いこむことなのだと感じた。登場人物の印象が、初めと最後で異なりました。このようなお店があったら通いたい!

  • 2015.7.16 読了


    あるパティシエの女の子の話。

    恋と仕事に頑張る 晴香。

    どんどん生み出される
    (架空の)スイーツを読んでると、
    食べたくなります!

  • ○1時間程度で浅く読んでみました。出てくる人の特徴がかなり違うし、読みやすかったです。

    ○舞台は、謎めいた天才パティシエ柳原の店「パティスリー・ルージュ」。そのもとで近藤とともに働きながら修行をしている晴香。物語はすっと入ってくるけれど、その味わいがお口にあうかは読む人次第。

    ○その内容は、まるで舌の上ですっと溶けてしまうものでした。はっきりいえば、恋敵がでてきて「さあどうなるんだろう」と思っていたら、その答えはおあずけのまま終わってしまったという感じ。あいだあいだに現れるスイーツが印象的です。とくに、群青色の皿に乗った「さくらさくら」は読後も覚えていました。

    ○さて、ぼくにとっての大問題はこの本のスパイスの部分を探すことでした。冒頭に「女の子はなにでできているの?砂糖と香辛料。」とありますが、たしかに主人公の近藤くんに対する手のひらの返しようはスパイシーだと思いましたね。一時は自分から迫っておいて、「なかったことにする」って。女の子って甘いだけではない、スパイスも持ち合わせている訳ですね。

    ○追記 (2014-02-15):ふと見かけて気づきましたが、冒頭の「女の子はなにでできているの? 砂糖と香辛料。」という問いは、マザー・グースの「What are little boys made of?」によっているのですね。

  • 12/11/28

    かわいい小説とか、読むお菓子とかではなく、悪い意味で脳内ふわふわしてる印象。
    発情して店の男2人共に手をだす、恋愛経験が少ない主人公の話。

    …とか書いときながら、どこかで楽しんで読んでいたのも事実
    毒にも薬にもならない本

  • 背表紙のかわいさで手に取って、表紙の絵と数行パラパラと読んで良さそうかな、と思った本。
    自分が今わりと余裕ないからかもしれないけど、焦燥感がじわじわとあってちょっとしんどかった。内容はおいしそうなケーキの話でとてもおいしそう。洋菓子食べたくなった。
    続きがあるなら読みたいような気もするし、なんとなく何かが趣味合ってないような気もする。なんだろうね?

    表紙めくった次、薄いレース柄のページが挟んでタイトル書いてあってオシャレだなと思った。

  • 人間関係が複雑でしたが、あんまりオチがスッキリしなくて星3にしました。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/51000225

  • 全体的に、お菓子も登場人物も可愛いな〜
    って印象でした。
    10代の時に読みたかったかな!

  • 2023.05.02 図書館

全108件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野中柊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×