送り人の娘 (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年2月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048739962
作品紹介・あらすじ
額に目の刺青を持つ少女・伊予は、死んだ人の魂を黄泉に送る力を持つ「送り人」だ。平穏に暮らしていたある日、伊予は死んだ狼を蘇らせてしまう。その力が、美貌の覇王・猛日王の知るところとなり、伊予は猛日王に狙われることに。そんな彼女を救ったのは、命を助けた狼の闇真だった。絆だけを頼りに、少女と狼の冒険が始まる!傑作和風ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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空色勾玉+精霊の守り人って感じの古代ファンタジーです。
そう言うのが好きな人はぜひ。
うーん。もうちょっとオリジナリティが欲しいような。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公の伊予は、死んだ魂を黄泉の国へ導く送り人でもあり、禁忌である蘇りの力をも持っており、禁忌を犯してしまったことで、思わぬ方向へと話が展開していく。
日本の神話を元にしたファンタジーであり、話に入って行きやすかった。終盤のカグツチと母神のシーンは、神話での不条理感が晴らされた気がした。
精霊の守り人や萩原則子、たつみや章の世界観を彷彿とさせ、人物やストーリー的に、もう少し踏み込んで欲しいようない気もしたが、神秘的な東のイラストにも、想像を掻き立てられ一気に読み終えた。 -
まさか表紙の後ろにいる狼が擬人化して屈強な隻眼の女戦士になるなんて思わないじゃないですか・・・
しかしそれ以上に悪王の側近が唐突なヤンホモムーブ起こしてきて動揺してしまった -
日本の神話をベースにしたファンタジー。死人の魂を送る「送り人」のお話。面白い気もするし、少し物足りない気もする。
2018/7/12 -
2018.01.31
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小学四年生 9歳11ヶ月
銭天堂シリーズが気に入った子どもに同作者の本を与えてみたら当りでした。120分ほどで読了。 -
少女が主人公で、サポートしてくれるのが女王狼。精霊の守人が好きなら読んで見てください。
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★★★★☆
迷った魂をあの世へ送り届ける生業の娘。あるとき魂を呼び戻す禁忌を犯してしまい・・
(まっきー)