Another

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.92
  • (486)
  • (726)
  • (447)
  • (70)
  • (11)
本棚登録 : 3953
感想 : 736
  • Amazon.co.jp ・本 (677ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740036

作品紹介・あらすじ

その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた-。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この"世界"ではいったい、何が起こっているのか?秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 超自然的自然現象として、人が死んでいく。
    呪いの3年3組は、このまま〈災厄〉を止められないのか。

    ホラーサスペンス。

    ホラー設定を前提としたうえで、why、what、who、howを追求するミステリ的視点が根底にあるからか、ホラーのわりには怖くなかった。

    前半を中心に話の進みが遅く、やや回りくどい。
    ボリュームのわりに読みやすいものの、やや冗長。

  • 父の仕事の都合で、亡き母の実家のある『夜見山』という町に越して来た榊原恒一は、
    夜見山北中学3年3組で一年間過ごす事になる。
    何故かクラスで『いない者』とされている見崎鳴
    何かに怯えているような雰囲気のクラスメイト達……。
    3年3組の『呪い』は26年前の善意から生まれた……。
    呪われた3年3組の謎が次第に明らかになってくる。

    今年は解決したが、
    この先の3年3組は救われない……
    なのに、爽やかな最後のシーンは何故

    綾辻さんと言えば『館シリーズ』が有名ですが、他の著書と比べると、全く作風が違い
    学園もののホラーミステリーでした


    結構なボリュームのある本
    でしたが、とても読みやすく結末が早く知りたくて
    知りたくて
    一気に読む事が出来ました


    やはり面白かった
    そして怖かった

    中学生や高校生だともっともっと楽しめそうですね

    • bmakiさん
      貴女様の感想は、とても丁寧であらすじも分かりやすく、先程から既読の本を追いかけて感想を読ませて頂きました(*^^*)
      読んでいた当時の記憶...
      貴女様の感想は、とても丁寧であらすじも分かりやすく、先程から既読の本を追いかけて感想を読ませて頂きました(*^^*)
      読んでいた当時の記憶、本の感想、様々なものが回想され、楽しい時間でした(*^^*)
      2019/01/20
    • しのさん
      bmakiさん
      うわ~コメントありがとうございます。
      はじめまて(#^^#)
      私のレビューをそんな風にお褒め下さってありがとうございま...
      bmakiさん
      うわ~コメントありがとうございます。
      はじめまて(#^^#)
      私のレビューをそんな風にお褒め下さってありがとうございます。
      とっても嬉しかったです( *´艸`)
      直ぐに内容をわすれちゃうのでネタバレになっちゃいますが、粗筋も書かせていただいています。
      これからも宜しくお願いします(*'ω'*)
      2019/01/20
  • 1998年の春。
    父が仕事でインドに滞在することとなり、また気胸の病気療養のため、榊原恒一は、母の実家に移り住み、夜見山北中学校に転入してきた。
    転入すると引っ越してきた時に、気胸の発作が起こり入院。病院でたまたま夜見山北中学校の制服を着た女の子を見かけ、気になる。
    無事退院し転入するが、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。彼は、病院で見かけた女の子、見崎鳴と再会。クラスメイトで、不思議な存在感を放つ彼女に惹かれる。でも、クラスメイトは、まるで彼女がいないかのように、見えてないかのような素振りを見せ、彼女は恒一には見えて、他のクラスメイトには見えていないのではないかと感じる。
    そんなある日、あるクラスメイトが悲惨な死を遂げ、3年3組が直面している信じられない現実と向き合うこととなる…
    見崎鳴は、存在しているのか?
    3年3組に次々降りかかる災難…

    続く悲劇を止めることができるのか?

    何となく題名と綾辻さんの名前は聞いたことがあったけど、実際に読んだのは初めてでした。
    結構分厚くて、読むの大変そうだと思ったけど、読み進めやすくてあっという間に読み終わってしまいました。
    それぞれの登場人物のキャラも、良かったです。
    描写が結構グロい所があったりするので、グロいの苦手な人はちょっと注意かもしれないですね。

    展開も、全然想像できなくて、最後になって最初から考えてみて、なるほど〜って感じでした。

    それにしても、最後の終わり方…
    今年は解決したけれど、これって次の年からどうなるんでしょう…?
    全てを解決させないこの終わり方も、絶妙な感じがします。

  • 図書館より。

    勢いよく一気読み!読み始めたら、久しぶりに止まらなかった!

    怖い!なんだこの夏の思い出は。疑心暗鬼になる。記憶から消去されてるのも怖いし。
    怖い話は作者さんの奥さんの専売特許だと思っていたけど、この話は同じくらいビビって読了。
    ふ~夜中に読むもんじゃないね(笑)

  • 購入したものの、本の分厚さに圧倒されてなかなか読み始めることができなかったが、読み始めたら止まらず、あっという間だった。ミステリーというよりホラー要素が多いけれど、読んでいる自分もそこにいて、災厄を一緒に経験しているクラスメイトの一人になって物語に入り込めるところが満足。最後の方は少し強引なところがあったが、そういうことだったのかと納得。コミック化されているので、そちらも読んだが、コミックの方が最後は面白かったので合わせて読んでみることをオススメします!

  • <いないもの> <ある年> <もう一人>.......
    夜見山北中学校に転校してきた榊原恒一はクラスに漂う妙な緊張感を感じる。誰かが.......みんなが.......何かを気にしている。
    不思議な雰囲気を持つ美少女 見崎メイにひかれ近づくが、クラスメイト達は彼女が存在していないように振る舞う。榊原恒一は、自分だけが見えているのか?見崎メイは存在しているのか、していないのか?幽霊?と混乱する。
    そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが死んだ。一体何が起きているのか?.......そして、榊原恒一は謎にのぞむ。
    苦手なホラー小説という事でずっと敬遠してきたが、新刊が出るとの事で読んでみた。
    ホラーではあるが、ミステリー要素のあるホラー、決しておどろおどろしいものではなく、先が気になり読む手が止まらなかった。
    What?.......Why? How?.......Who?
    張り巡らされた伏線、そして回収。次々と襲いかかる謎。そこには綾辻行人ワールドが広がっていた。
    叙述トリックの妙に「えぇっ」と声を出さずにはいられなかった。
    綾辻行人氏はあとがきに、未読の方への挑発になるがとして、「たぶんおおかたの読者の意表を衝くであろう「答え」が結末に用意されている。どうぞお気をつけて───。」と記している。
    ✩✩✩✩✩ 5.0

    「Another」
    目次
    Part 1
    What?..............Why?

    Introduction (8)
    Chapter 1 April (14)
    Chapter 2 May Ⅰ (35)
    Chapter 3 May Ⅱ (89)
    Chapter 4 May Ⅲ (125)
    Chapter 5 May Ⅳ (155)
    Interlude Ⅰ (189)
    Chapter 6 June Ⅰ (193)
    Chapter 7 June Ⅱ (233)
    Chapter 8 June Ⅲ (268)
    Interlude Ⅱ (318)
    Chapter 9 June Ⅳ (330)

    Part 2
    How?..............Who?

    Chapter 10 June Ⅴ (362)
    Chapter 11 July Ⅰ (410)
    Chapter 12 July Ⅱ (439)
    Interlude Ⅲ (466)
    Chapter 13 July Ⅲ (473)
    Interlude Ⅳ (519)
    Chapter 14 August Ⅰ (525)
    Chapter 15 August Ⅱ (581)
    Outroducion (659)
    あとがき (675)

  • 小説月間にすると決めた8月!
    1冊目は〜〜〜綾辻行人さんのAnother(≧∀≦)
    ・・・
    ・・・
    読んだことあるわ〜( ;∀;)
    流れも真相も覚えてなかったから楽しめたんですけどね!
    でも、そこはかとない既視感。見覚えのある事故。ラストの風景。

    読んだ本を忘れたという事実が一番の衝撃。

  • 読み返すのはもう何度目だろう。綾辻作品で最も面白いと思っている小説。いつも最後は一気読み。

  • 伏線とオチへの衝撃!すげ!ってなった記憶。

  • 学校の怪談としては、設定が面白かった。少しずつ分かっていく、クラスの謎。それを暴いていくと何が分かるのか。ラストのどんでん返しは分からなかったなぁ。死者は誰かということで疑心暗鬼になるのが人間らしさの醜さを描いててよかったと思う。主人公がダメだと言われても突き進んでいく性格なので、ホラー感はぶっこわしているような雰囲気だったけども(笑)

全736件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ・ゆきと)
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院修了。’87年9月『十角館の殺人』で作家デビュー。「新本格ムーヴメント」の嚆矢となる。「館」シリーズで本格ミステリシーンを牽引する一方、ホラー小説にも意欲的に取り組む。’92年『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2018年度第22回ミステリー文学大賞を受賞。464

「2021年 『黄昏の囁き 〈新装改訂版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

綾辻行人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

Anotherを本棚に登録しているひと

ツイートする
×