Another

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.92
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本棚登録 : 3590
レビュー : 709
  • Amazon.co.jp ・本 (677ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740036

感想・レビュー・書評

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  • この本の分厚さに躊躇して、しばらく積んだままでしたが、
    読み始めたら一気読み!綾辻さんらしいスピード感で面白かったです。

    ホラー・オカルト・ミステリを組わせたような作品。
    呪われた3年3組。いつの間にか1人増えているクラスメイト。
    いないもののように扱われる眼帯の少女。
    そして次々とクラスを襲う<災厄>……

    死に方が結構凄まじくて、(特に傘のアレ)
    既にトラウマになりつつある「殺人鬼」を少し思い出してしまった…

    「Another」は誰なのか?
    予想もしていなかったあの人で、度胆を抜かれました。
    今思えば伏線はちらほらとあったのに、全然気が付かなかった!

    どうやら先日続編が出たようなので、近々読んでみたいです。

  • 呪われた三年三組、相次ぐクラス関係者の死、クラスにまぎれこんだ〈もう一人〉の死者…
    思ったよりホラー要素は少なく、だからこそ展開を楽しんで読むことが出来ました。
    意外なラスト、と言えるんだろうな。

  • 綾辻行人っぽいホラーミステリーで、好みの一冊。あまりの太さに敬遠してしまってたけど、頑張って読んでよかった。エピソードSも読んでみたい。

  • 綾辻作品はこれと十角館を読んだ。順番としては先にanotherを読んでから十角館です。
    二冊に共通して言えることは、先に犯人を臭わせる描写をそこら中にマーキングしてて、読んでる側も「おっ?もしかして?」とその人物にピントを合わせるんだけど、読み進めていくうちに別の人物の可能性を臭わせたり、新たな事件でそれまでの思考を白紙化させたりして、ピンぼけさせるのがうまいってこと。
    だから、犯人が確定した時に「あー!わたし分かってたよ⁉︎」と心の中で悔しい思いを叫ぶ。
    anotherで犯人にあたるのは、呪いの実体である「いないもの」なわけだけど、犯人がわかった上で読み返してみれば、随所に散りばめられた場面に確かな"引っかかり"があったことに気がついて、また楽しめる。
    それと、カバー裏の表紙の装丁が気に入った。こういう不気味さを漂わせるかつ、綺麗な装丁は好み。スピンが赤なのもイイね!

  • 里帰り中、ずっと気になっていた本。厚いので迷ってましたが、帰りの空港で買ってしまった初ハードカバー。ヤングアダルト?会話が多いというのもありますが、厚さの割にさっと読めて、終わりに近づく度残念だった。

  • 分厚いけど案外一気に読めました。
    ホラーということを知らずに読み始めたので何かトリックがあるのかと思って読み進めていたら、息子からホラーだと聞き…。怖いのは苦手な私でしたが、ぎりぎり大丈夫でした。何より文体が読みやすいですね。面白かったです。

  • 高校生ぐらいの人がライトに読めるホラー小説だと思います。
    重すぎず、話の内容をイメージでき時間があるときに読むのにおすすめ!

  • アニメが先行しているので、謎的な要素は知っているのでミステリー的な要素は「知っている、知っている」って感じで読んでいました。ホラー要素はアニメで脳内変換されていたので全然怖くなく。。
    でも、呼んでいる間は引き込まれて時間を忘れて何度も頭の中を整理しながら読んでいたので飽きず最後まで楽しめました。
    その後の3組はきっとまだこの悪夢が続くのだろうというところで問題は解決されずってところが続編あればまた読みたい感じです。

  • このボリュームにもかかわらず圧倒的なリーダビリティで一気読み。ゴシックな学園ミステリー・ホラーと云った感じか。叙述トリックには、 まんまとやられた私だ。

  • Anotherの続編。途中から何とな~くカラクリがわかったような感じだったけれど、やっぱり結末は圧倒される。「存在」という概念の使い方がすごいし、偶然かどうかわからないけれど、ページや字組みが計算されているかのようにすごくて、ほんとに効果的。文章で表された部分じゃないところに 思惑の持って行き処があるようで、さすがだなぁって思う。 著者が榊原君に読み手が薄々感じていることを心の声で暴露させているのも面白い。 あとがきに続きの構想があると書いてあったので、楽しみに待ちたい。

著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

綾辻行人の作品

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