妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 298
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740104

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったけど、なんと分類していいものやら。

    人間とことなる遺伝子を持った妖人。その差別やなんやらを描いた作品。

    発想とかラストの展開も面白いし、ぞっとする感じ。

    探偵と冠ついてますが探偵ではなく推理って程のものは全くありません。

    キャラ小説家かな。

    ただ、このかたの作品他のレーベルで出てるやつの方が面白かったなあとか思ってしまいました。

  • 「トゥルーブラッド」のように、古来からの魔物がカミングアウト(というより、DNA判定の発達で人間とは違う「妖人」という亜種がいたのが発覚した、という設定だけど)した世界の話。妖怪好きとしては、結構楽しく読めました、マメくんとか座敷童子とかに和みました。ま、結局はコワイのは人間(&女の友情)であって妖怪ではない、という話ではありましたが。

  • 二の足を踏んでいたところ、魚住くんシリーズにやられた勢いで読む。
    わりとありふれた設定、構成だが面白い。

  • 妖怪遺伝子を持つ亜人〝妖人〟が発見されて数年...。隻眼の美青年探偵が、不可解な妖人犯罪を暴く!
    BL作家・榎田尤利さんの別名義本。BLはまったく出てこないけれど、とても面白かった。多くの作家さんが書いている妖怪モノに、オリジナリティを突っ込もうとしている果敢な姿勢が良かった。
    もっとブラッシュアップできる部分はあると思う。まず会話文。敢えて謎めかしている部分は別として、日常会話のやり取りで、どのキャラの発言かわかりづらい部分が多い。また場面転換の合間に入るショートエピソードも、果たしてここに差し込むのが最善なのかなと疑問に思うところもあった。
    ミステリとしての緊張感や意外性は、あまり期待しない方がいいかも。それでも、やっぱり面白いと思わせる力がある。

  • 妖怪の血を持つ妖人。彼らは、人間に混じって生きている。そんな半ファンタジー設定の話です。
    そこでもたらされる事件を主人公が、嫌々(笑)解決していきます。

  • ファンタジー要素がすんなり混ざってる現代和風ファンタジー。
    とても面白く読んで読んだ直後に続刊を購入。
    好きになれるはずがないと思っていた脇坂さんも最後は可愛く思えてきました。続きも楽しみ。

  • 表紙買い。そしてキャラ読み。あぁ、座敷わらし。。

  • ペンネーム:久遠蓮さんからのオススメコメント
    「人になりたいと思いことの、何がいけないんでしょうかねぇ」
    「人間」と妖怪のDNAを持つ、人間亜種のような存在の「妖人」。現代を舞台にこの2つの種が絡み合った事件を茶道家 洗足伊織が解決していく小説です。
    美しいけど毒舌家、探偵じゃなくて茶道家な主人公が織り成す和ファンタジーテイストも入ったミステリーはいかがです?



    OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000012849

  • “茶道家探偵登場”という謳い文句に惹かれて手に取ってみた。
    サブタイトル通り、探偵役は人間ではなく妖人(妖怪に近い特性をもつ人間の亜種と定義されている)。頭脳明晰な隻眼の美青年で、かつ毒舌家とかなりキャラが立っている。
    テンポのいい会話が中心で、とにかく読みやすい。管狐に小豆洗い、座敷童と馴染みのある妖怪特性をもつ妖人たちが出てくるのも面白い。ミステリーというよりキャラものとして楽しめる感じ。
    その一方で、女性の痩せることへの固執や、女性同士の友情の危うさみたいなものも描かれていて、ちょっとドキっとする。
    今のところ茶道家である意味があるのかは不明。続編があるみたいなので、そこで分かるかな。

  • 突如発見された人とは違うDNAを持つ「妖人」。
    警視庁妖人対策本部、通称<Y対>に協力するお茶室「妖琦庵」の主、洗足伊織は明晰な頭脳を持つ隻眼の美青年で妖人を見抜く力がある。だが毒舌の捻くれ者・・・


    座敷童いい子だね・・・

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著者プロフィール

榎田ユウリ(えだ ゆうり)
東京都出身の小説家。 一般小説を書く時は「榎田ユウリ」名義、BL小説を書く時は「榎田尤利」名義と使い分けている。
2000年『夏の塩』でデビュー。榎田尤利名義では「魚住くん」シリーズ、「交渉人」シリーズが代表作。
榎田ユウリ名義では、2007年から始まる「宮廷神官物語」シリーズ、「カブキブ!」シリーズ、「妖琦庵夜話 」シリーズ、「死神」シリーズなどが代表作となる。

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