天地明察

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.22
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本棚登録 : 9317
レビュー : 1784
  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740135

感想・レビュー・書評

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  • 主人公は囲碁打ちの渋川春海。春海はあらたな暦を作ろうと志す。その後何年もかけて色々な参考文献をあさったり、西洋の暦法なども参考にしながら日本独自の暦を作る事となる。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou16201.html

  • 暦、算学、囲碁の3つの衣装をまとった青春小説。北極星の観測での老人たちとのやり取りにはニヤリ。特別出演の黄門さまは、のちに『光圀伝』で主役に。山崎闇斎と山鹿素行のコントラストがあざやか。渋川春海はケプラーなのに、なぜニュートンは出なかったのか。リンゴがなかったわけじゃあるまいに、と思ったらフィクションだった。関孝和(歴史に残る数学者ベスト100)の登場のしかたにはびっくり。連載雑誌のせいか、著者のクセなのかわからないが、ペース配分が雑。表現はいまいちでも、腕力でねじふせて作品に持ち込むタイプのようだ。売れたのだから、明察なんだよね。

  • 読了

  • 『天地明察』すごく良い響き。
    『暦』を統一するということはどういうことなのか、
    その前に、正しい暦とは、どんなものなのか。
    一生涯を懸けるにふさわしい、男のロマン。

  • 日本の小説と言う事であまり期待してなかったが、結構楽しめた

  • 久々にどっぷりはまって抜け出せなくなった1冊。改暦に携わる春海の魅力にすっかりとりつかれた。春海が没頭した碁も算術も暦も、すべてが一世一代の大事業につながっていて、決して自らの才能を誇張しない春海の魅力に、時の権力者たちも信頼を寄せ、新時代の到来に期待を寄せていたのだろうと思った。
    春海は本当に周りの人たちに支えられて大事業を達成した。でも、それは春海自身に周りをまきこむ人徳が備わっていたからだと思う。

  • 男が何かを成し得る、その過程と感動はヒトシオですが、
    本格的な時代モノなので言葉が難しい・・・。
    なかなか感情移入できず、私にはちょっとハードルが高かった。これはDVDでも見ようかな。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること―。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!

    漢字が読めなかったり意味が分からなかったり、算学の内容がちんぷんかんぷんだったり、昔の言葉が難しかったりしたとこは、詰まり詰まりしながら読み、安井算哲こと渋川春海自身は非常に魅力的だし、他の登場人物も好感を持てる人ばかりで、その辺はスイスイ読めた。

  • ☆4.6
    江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること--日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!
    暦を作るってこんなに大変なんだ、細かい計算とかもたくさんしてさ・・・。私文系だから考えただけで気が遠くなるよ。

  • 激アツの一冊。
    道を究めんとする才能ある人たちの話で、ものすごく胸が熱くなった。主人公の人柄もさることながら、その周りの人物たちも、それぞれ信念を持ち、ひたむきに物事に取り組んでいて、物語に吸い込まれるように集中して読めた。

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著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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