南の子供が夜いくところ

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 839
レビュー : 168
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740326

感想・レビュー・書評

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  • し、しみる〜。
    からだの奥のほうまで、しんしんとしみてくる。

    魔物と人間と神が自然と共に暮らす島。
    そこでは時間も尺度を変える。
    「十字路のピンクの廟」は、思わず「あ!」
    となってしまった。

    トイトイ様とか、シシマデウとか、名前の余韻もステキです。
    恒川さん作品で読んだのはこれで3作目。
    ますますハマりました。

  • スティーブゥゥゥ!!
    「紫焔樹の島」がいちばん好きです。
    南の島の少女巫女と(たぶん)大航海時代の金髪碧眼イケメン漂着者に乙女心をくすぐられました。
    互いに繋がり合っている他の短編を読んでから気付きましたが、ユナさんって……ユナなんですね……。

  • 2010 12/3

  • 南の島での不思議な物語。帯に「そこでは不思議があたりまえ」って書いてたけど、幻想的というか神秘的というかそんな世界を楽しめた。

  • 最後の抜け出す感がたまらない。
    「世界の終わり」っぽい。地図好き。

  • 別個のようでいて、それぞれやはり繋がりのある連作短編集。

    南の島が舞台…とはいっても物語は暗ーい雰囲気がじわじわ滲み出ているといった印象でした。



    《もはやどうにもならない今ある現実にあきらめを選ぶしかない》的な
    どうすることもできない末期状態への降服がひしひしと伝わってきて、気分が暗くなりました(´`;)

    こういう辛さがある意味一番ホラーなのかもしれない。。

    個人的に読後感はあまり良くなかったです。

  • 南の何処かにあるかもしれない島、トロンバス島。そこに不思議な縁で連られて来られたタカシや呪術師ユナを廻る短編です。
    南の島の果実のような、熱帯夜のようなねっとりとした雰囲気漂う不思議な世界。独特な世界観に紛れ込んでしまうので、読み終わると夢から覚めたような感覚に陥ります。

  • 南の島の不思議なお話。どこかしらつながってる7つの物語。
    「まどろみのティユルさん」がよかったなぁ。
    「夜の果樹園」は不気味で怖い。

  • 少しずつどこか繋がってる短編集。わりとよかった。南の島の人々に魔力が起こすどこか不思議な出来事についての話。個人的には原始的な民族の住む島を舞台にした、特別な力をもつ少女の話がすき。少女の考え方が原始的だけどすてきだなと思った。

  • 南の国の不思議話。どの世界も存在しないものなんだけど、目で見たような情景が頭に浮かぶ。不思議だけど不気味さもあって、恒川さんらしい世界を味わえます。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』『南の子供が夜いくところ』『竜が最後に帰る場所』『金色の獣、彼方へ』『南の子供が夜いくところ 』『スタープレイヤー』『ヘヴンメイカー』などがある。

「2019年 『白昼夢の森の少女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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