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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784048740616
作品紹介・あらすじ
火遊び、裏切り、そして道ならぬ恋――。結婚後の恋はいけないことなの?『しずかな日々』『るり姉』の著者が、現代のさまざまな不倫の情景を描く、新境地の反道徳小説!
みんなの感想まとめ
さまざまな形の「不倫」をテーマにした短編集は、火遊びや裏切り、道ならぬ恋といった複雑な人間関係を描き出します。各短編では、日常の中に潜む愛憎劇がリアルに表現され、読者は思わず引き込まれることでしょう。...
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた本。
タイトルの通り色んな形の「不倫」が描かれている。
最も鳥肌が立ったのは2章 シニガミ。
好きな人を傷つける事は本当にしてはいけないと
改めて学んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●『葵さんの初恋』
真奈美は母と、お父さんとは呼べない義父と暮らしている。
子供の頃よく一緒に遊んでくれた「近所の優しいお姉さん」葵さんと
義父が一緒にラブホテルから出て来るのを見てしまう…。
●『シニガミ』
友美は夫の浮気が発覚し夫婦関係が倦んでいた時、隣の部屋に元彼の
明仁が住んでいる事を知る。二人は惰性の様に逢瀬を繰り返す…。
●『最後の恋』
アリスは、光正の会社に出入りしているコピー機の業者だった。
アリスは不思議な女だった。ファッションにも一貫性がなかったし、
性格も捉えどころがなかった。
そんなアリスに光正は恋をしてしまった。
恋なんていうものは、実に三十年振りなのだった…。
●『年下の男の子』
42歳の谷口さん、一回り年下の同僚の若さが羨ましい。
そんな彼女が恋をした。息子の友達かっちゃんに…。
●『魔法がとけた夜』
結婚4年目宗太郎は妻あかりが元彼ヤマトが居るフィジーに一人旅
したいというのを許してしまう。
しかし、妻と元カレとの関係を不審に思う…。
●『二人三脚』
リバーサイドマンションの管理人兼オーナーの宮崎夫婦は見るからに
品の良さそうな70代の夫婦。
しかし、二人は過去に傷を抱える夫婦だった…。
リバーサイドマンションの住人の6つの『フリン』の短編集
『フリン』というタイトルから愛憎劇や嫌なドロドロ感があるのでは…と、恐る恐る読み始めましたが、
火遊び・密通・そして道ならぬ恋…。様々な不倫を描いているのですが、どの作品も普通の日常の中で
普通の人が、出会った関係が「フリン」だった。
作者の文体がとってもサラッとしていて、重い気持ちにも嫌な気持ちにもなる事なく
何故か、不思議な優しい気持ちになれるお話でした。
『不倫』じゃなくて『フリン』というタイトルにも納得!
とても読み易く、とても面白かった。
『シニガミ』と『魔法がとけた夜』が良かったな
初めて椰月さんを読みましたが、文体が魅力的ですね。 -
ひとつのマンションの住民たちのお話…
フリンとカタカナとたいうことでなにかちょっとした意外性を期待していましたが、軽い不倫という感じでした。
私としては不倫だったらもっドロドロしたのがいいし、恋愛ならキュンキュンしたいから、なんだか消化不良な気分でした…
あとあまり感情を思い入れる主人公ヵいなかったのが残念。 -
表紙の雰囲気より軽く読めた。
年下の男の子がなんだか可愛らしかった。
結婚後に、あっこれ恋してるって思った時、どうなるんだろう。気持ちは止められないけれど実際に行動するかは価値観の問題なのか。恋愛って個々に事情が違う事だから…
何が幸せか一概にはわからないものだなと、最後の二人三脚を読み思った。 -
★購入済み★
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フリンは文化じゃなくて歴史です。
ってな事で、椰月美智子の『フリン』
葵さんの初恋
シニガミ
最後の恋
年下の男の子
魔法がとけた夜
二人三脚
の短編集。
そこの奥様、淑女さんに是非これを読んで欲しいな
フリンは文化じゃなくて、歴史なんよなぁと感慨深いくなるそれぞれの話。
シニガミでドキッとさせられ
最後の恋で燃え上がり
年下の男の子でキュンときて
魔法がとけた夜でスッキリして
二人三脚で奥深さを知る
個人的にはフリンは悪いことじゃないと思ってて、それぞれの人生、生き方の歴史じゃと思ってます
椰月美智子さん初読みじゃったけど、サラッとした印象で心地良かったんで、他の本も読んでみたいな
2021年37冊目 -
大人になってからの恋って深いなぁ、若い頃の恋焦がれるとは少し違った、人と人との繋がりなんだなぁと、そんな事を漠然と感じながら読みました。
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なんか立て続けに不倫もの読んでる・・・なんでやろ・・・
女性作家特有なんかな・・・ -
一時の快楽の不倫もあれば、もはや不倫ではなく運命の出会いになる不倫もある(みたいだ)。そう思うと当人にとって不倫は絶対ダメというわけでもなさそうだ。その出会いの代償は避けられないけど。未婚の時は少なからず、誰かを傷付けても新しい出会いに夢中になることもあると思う。でも、結婚した途端にそのリスクはとても大きなものになる。セックスがなければ離婚の決定打にはならないかもしれないが、プラトニックなのもちょっと裏切られた側にはきついかも。でも結婚しても、誰かを好きになることはあるだろうし、ないのも寂しい気がする。「年下の男の子」の谷口さんのがっちゃんへの想いはそういう意味で微笑ましい。
自分はパートナー以外の人とのセックスを夢想するのにパートナーが知らない誰かとするのは許せないと思うのは何でだろう?だったらお互いにばれないようにやれば、お互いにハッピーなのかも?な〜んて身も蓋もないな。 -
不倫はだめ。でも人間だもの色々ありますよね。いい意味でも悪い意味でもフリンをさらっと描いている。その中にほんの一瞬救いがあったりする。面白かった。それにしても凄いマンションだな、と。
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ファミリー向けのマンションを舞台にした、連作短編集だ。テーマはタイトルそのまま、フリン(不倫)。
テーマがテーマなだけにけっこう黒かったりなんとなく後味が悪かったりする物語が多いのだけれど、自分の息子の同級生にちょっとだけときめいちゃうアラフォー母の短編はなんだかほほえましかったな。 -
装丁が怖かったけど、怖い話は一つだけだった。色んな不倫、良かった。
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葵さんの初恋…親友の奥さんが心配だから男が頻繁に尋ねるって無理がある。その挙句そこの娘とデキルってもっと無理。
シニガミ…これを因果というなら不倫相手の隣の旦那にもバチが当たらなくては不公平。
最後の恋…世間的にはみっともないのかもしれないけど、おじさんの馬鹿正直さがほのぼのしていて不思議と応援したくなる。
年下の男の子…おばさんの片想いは儚く消えたが人の道を外さなくて良かった。外した方が話としては面白そうだけど。
魔法がとけた夜…評価はこの作品。夫婦で話し合うべきなのを避け、疑惑が疑惑を呼び、挙句に自分が不倫する。優しくて理解があるかのように振る舞うも内心嫉妬に焼かれ自滅するありがちなパターン。大切なことほどなかなか口にはできないもの。
二人三脚…選んだ人生というセリフが納得できない。二人はただ運命に翻弄され、それを受け入れただけなのではないかと否定的に考えてしまう。ババ抜きをして残った二枚のように。 -
なるほど、なあ
と
何か読み終わってから、凄く思い溜息出たわ
何でかね
軽い気持ちで、タイトルの飾り気の無さに手を伸ばしたけど
結局わたし不倫気になるんじゃん、と自覚したよね
溜息に傷ついたわ
自分の溜息に傷つく程の良心?みたいなもん、まだ残ってたんだな、わたし
本や話についての感想出るだけじゃないよね
過去の感情だとか物事の考え方とか、その人の生活と経験なんかが出るよね本読むと
きついなー -
久しぶりに良い短編集に出会った。
タイトルと表紙におどろおどろしいものを感じていたけど中身はとても充実していた。
シニガミは若干ホラーめいていたが、年下の男の子はほっこりしたし、最後の二人三脚は涙ちょろり。
フリンは文化だ! -
なんだか暗いお話かなと思って読み始めたケド…
最後のお話 管理人サンの言葉が凄く良かった。2014.3.30
著者プロフィール
椰月美智子の作品
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