空想オルガン

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 135
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740975

作品紹介・あらすじ

吹奏楽の"甲子園"普門館を目指すハルタとチカ。ついに吹奏楽コンクール地区大会が始まった。だが、二人の前に難題がふりかかる。会場で出会った稀少犬の持ち主をめぐる暗号、ハルタの新居候補のアパートにまつわる幽霊の謎、県大会で遭遇したライバル女子校の秘密、そして不思議なオルガンリサイタル…。容姿端麗、頭脳明晰のハルタと、天然少女チカが織りなす迷推理、そしてコンクールの行方は?『退出ゲーム』『初恋ソムリエ』に続く"ハルチカ"シリーズ第3弾。青春×本格ミステリの決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 実写映画の方はダメだったけれど、アニメの出来がすこぶる良く、後追いの形で原作を読んでいるが、ますます面白くなってきた、そして今回はラストでまんまと叙述トリックに騙されてしまった、しかしこれは心地よい驚愕でもある。今回は渡邉の巻だったかな、続編を読みたいがストックしていないので揃えなくては。漫画もあるらしいのでそちらも試してみようかな、こりゃまんまとメディアミックス戦略にハマりそうだ。

  • 静岡の20数名の吹奏楽部を舞台にした小説第三弾。
     最初に顧問草壁の失踪と復活を追うライター渡邉が登場し、胡散臭さを漂わせる。
      B部門地区大会の会場で血統書の犬の所有を巡り少女と大学生が名乗り。首輪の文字から
     犬鑑札であることを突き止める。
      ハルタの住むアパートが取り壊され、姉三姉妹の長女南風が援助に来た。新しいアパートには
     間取り図上に存在しない部屋があった。五百円玉貯金のアパートだった。
      県大会で清新女子高の部長ナナコと副部長トーノと出会う。遠野は編曲力を持つが、ストレス
     から飲酒に走ってしまったが、断酒し後輩のために曲を残した。
      オレオレ詐欺実行犯でありながらオルガンリサイタルを手伝う羽目に。腎臓をくれた交通事故で
     死んだ親友の母親をだまそうとしたができず。上司にはむかい自首を決意したのは冒頭で登場した
     ライター渡邉だった。

      

  • ハルチカシリーズ三作目。形が整ってきて、話に幅が出てきたように思う。ただ、本作は人が増えた中での描写に甘いところがあって、少し掴みにくいところがありました。

  • お手軽推理物??
    演奏の醍醐味は薄いけど
    まあ周りの話はそれなりに

  • ついに東海大会出場編。
    芹澤さんの圧倒的主人公感。

  • 全日本吹奏楽コンクール高校の部の全国大会の舞台、普門館を目指すチカとハルタをはじめとする静岡県立清水南高等学校吹奏楽部の面々。2年生になったチカたちは、普門館への第一歩を進みます。ハルチカとその仲間たちのコント?も磨きがかかってます。ハルタの新しいアパートの謎には仰天!私もその場で見たかった。姉さん、カッコいいけど、実の姉だと頭痛いかも。清新女子高等学校吹奏楽部、秘密の掟、最後で意味がわかったときには彼女たちの必死さに涙。表題作の空想オルガンの意味を知ると、世の中不条理というか、悪循環を感じて切なくなりました。「上に向かってつまずけば高く飛べるかもしれない。」もっともっとあがけ!吹奏楽部!

  • 吹奏楽の“甲子園”普門館を目指すハルタとチカ。ついに吹奏楽コンクール地区大会が始まった。だが、二人の前に難題がふりかかる。会場で出会った稀少犬の持ち主をめぐる暗号、ハルタの新居候補のアパートにまつわる幽霊の謎、県大会で遭遇したライバル女子校の秘密、そして不思議なオルガンリサイタル…。容姿端麗、頭脳明晰のハルタと、天然少女チカが織りなす迷推理、そしてコンクールの行方は?『退出ゲーム』『初恋ソムリエ』に続く“ハルチカ”シリーズ第3弾。青春×本格ミステリの決定版。

  • 楽器のオルガンと臓器のオルガンがかかっている。吹奏楽部員とミステリー。こうもりが出てきて自分にとって読みやすかった。

  • ハルチカシリーズ3作目
    県立清水南高・二年生、夏、地区大会→県大会→東海大会でのあれこれ

    空想オルガンは切なかったなぁ…

    (渡邉琢哉:ライター、上条南風(ハルタの姉):一級建築士、トーノ・ナナコ清新女子高校吹奏楽部)

  • 初恋ソムリエの続編。
    相変わらず読みやすい文章で、さらっと読める。
    個人的に読むタイミングが良くなかったのだけれど、京極夏彦を読んだあとだったので、物足りなさを感じた。

    今までずっと、各章の冒頭を除いて一人称で話が進んでいたが、「空想オルガン」では2人の視点で話が進むようになったのは違和感を感じて読みにくく感じた。
    ただ、それも結局は最後の叙述トリックのための演出だったのだろうけど、話の核心ではないので今までのリズムを乱してまでしなくても良いのではないかと感じた。

    ミステリ要素も物足りなくて、アンフェアを感じた。

    印象的な言葉は
    「なんの分野でもそうだが、上達への近道はどれほどの反省と後悔を繰り返すかだと思うよ」

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著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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