刑事たちの聖戦

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 59
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740999

作品紹介・あらすじ

旧大蔵省高官が二人、相次いで殺害された。政治テロか、それとも-。被害者の共通項として七年前の「明和銀行事件」が浮かび上がり、その事件で殉職した松浦刑事の息子・亮右の名前が捜査線上に挙がった。松浦の盟友で警察学校教官の赤松警部補は、亮右を緊急避難させるべく伊豆の別荘に呼び寄せる。だが…。公安部と刑事部の暗闘。与野党伯仲で二分される警察官僚。『刑事たちの夏』で警察小説ブームに火を付けた著者が満を持して放つ至高の警察小説。

感想・レビュー・書評

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  • 前作を読んでいない。分からないこともある。
    秀才が逆恨み。
    解決部分がボンヤリ。警察に事情を話すところを端折った。
    刑事と刑事、医者。そんなにサポートの登場人物が必要だったか。

  • 2015_03_06読

  • 刑事たちのという題名だが特定されているわけではなかったな。つながりも解らない。

  • 4月-2。2.5点。
    刑事たちの夏の、続編。前作主人公の息子が、政治テロの疑いをかけられる。前作の登場人物たちが、真相を突き止めていく。
    ページが少なく、出来事が唐突に起きていく。真犯人の動機も良くある感じだし。

  • 旧大蔵省高官が二人、相次いで殺害される事件が起こり
    被害者の共通項として7年前の汚職事件の関係者から事件に携わった
    刑事の息子に容疑がかかるのですが、容疑のかかり方も唐突だし
    容疑者への捜査の仕方も府に落ちないところが多々あり・・・。

    公安や与野党関係派閥の警察官僚の見えない圧力など
    見えない力に事件が振り回されている感じがモヤモヤし過ぎでした

    容疑者にされた刑事の息子の亮右を見守る大人たちは暖かい。







  • 登場人物が少なく、ストーリーもシンプルなので、物語の展開は、スムーズだが、ハラハラ、ドキドキ感が無いのが残念だ。

  • 「刑事たちの夏」の続編。
    あれから七年後、旧大蔵省高官連続殺人事件が発生し、殉職した松浦の息子、亮右に疑いがかかり・・・
    タイトルでは刑事たちと言いつつも、刑事の影はほとんど無く、赤松、古沢らの同窓会のような感じで、あくまでも後日談として読んだ方がいいかも。

  • 購入した日 :2010/09/04
    開始した日 :2010/09/05
    読了した日 :2010/09/05

    つまらない。
    最近の中でダントツ。

    タイトルと中身が全くあっていない。
    どこが聖戦なのか?
    どこが刑事たちなのか?

    途中までは
    展開も良かったのだが、
    途中から普通。
    本当に極めて普通。

    「刑事たちの夏」の
    久間十義ってこんな感じじゃなかったのに。

    久々に読んで残念。

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著者プロフィール

1953年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。87年豊田商事事件を扱った『マネーゲーム』で第24回文藝賞佳作。『世紀末鯨鯢記』で第3回三島由紀夫賞受賞。『刑事たちの夏』では警察小説ブームに火をつけ、警察小説の金字塔となる。主な著書に『放火(アカイヌ)』『刑事たちの聖戦』『ダブルフェイス』『禁断のスカルペル』『デス・エンジェル』『限界病院』など多数。

「2020年 『笑う執行人 女検事・秋月さやか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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