ミステリ・オールスターズ

制作 : 本格ミステリ作家クラブ 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 107
感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741033

感想・レビュー・書評

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  • 気に入るのも気に入らないのもどんっと詰まったお徳用。
    名前は聞くけど読んだことない人のが読めるのはいいのですが、短編というしばりのせいか、手持ちのシリーズキャラクターを使ったスピンオフみたいなのがけっこうあって、その点は残念。
    知ってる人はすんなりはいれるだろうけど、初めてさんにはそういうのはなぁなぁな感じ受けますよね↓
    そんな中私の好きな柄刀さんはやっちゃいましたよ!
    小説じゃないww
    でも好きv
    レシートだけでミステリを魅せてくれました。

    装丁 / 片岡 忠彦
    photo / copyright:Patrik Giardino/Corbis/amanaimages
    初出 / 朝日新聞大阪本社版2003年1月16〜18、24、25日。

  • 23人の作家の短編+5人の作家によるリレー小説

    短編は原則30枚縛りだそうです。

    限られた中で書くということで、力具合がわかるのかな。

    レシートの話とか斬新で探偵みたいで面白かったですよ。

  • 本格ミステリーのアンソロジー
    リレーミステリー含めて24編あり、バラエティーに富んでる。トータルすると結構なページ数になるので、ちょっと読み疲れた感じ

  • 23人の作家の書下ろし短編と5人の作家のリレー小説を収録したアンソロジー。
    1話あたりが短いのでサクッと読めるけれど、それぞれにテイストが違うから、続けて読むと疲れると言えば疲れる。
    あと、その作家さんの既存シリーズのキャラが登場する話は、すでに細かいキャラ設定が出来上がっているのに、今回は短編だからキャラ紹介が省略されてて分かりづらかった。

    以下、個人的な評価(5段階)

    ○完全犯罪あるいは善人の見えない牙(深水黎一郎)【★ ★ ★】
     前置きが長い。

    ○続・二銭銅貨(北村薫)【★】
     「二銭銅貨」が未読だと理解できない話を、こうしたアンソロジーに持って来られても。
     出だししか読んでないです。

    ○【静かな男】ロスコのある部屋(早見裕司)【★ ★】
     キャラ設定に意味がない。既存シリーズのキャラ?

    ○水密密室!(汀こるもの)【★】
     設定が複雑な既存シリーズのキャラを、具体的な説明なしに、この短さのお話に登場させられても。
     謎解きも何が何だか。ほぼ読み飛ばし。

    ○二毛作(鳥飼否宇)【★】
     オチがヒドイ。途中もほぼ読み飛ばし。
     キャラ設定も複雑すぎる。既存シリーズのキャラ? 

    ○奥の湯の出来事(小森健太朗)【★ ★】
     オチがヒドイ。途中まではまぁ読めた。最後は読み飛ばし。

    ○星空へ行く密室(村瀬継弥)【★ ★ ★ ★ ★】
     主人公に細かい設定がありそう。既存シリーズのキャラ??
     ここまでのお話が私にはしっくり来ていなかったので、すごくおもしろく感じた。

    ○深夜の客(山沢晴雄)【★ ★ ★】
     分かったような分からないような。
     結局誰が主人公なの? 既存シリーズ??

    ○位牌(井伊圭)【★ ★ ★】
     良くも悪くも心動かず。

    ○腕時計(小島正樹)【★ ★ ★】
     わざと分かりづらく書いてる?

    ○少しの幸運(森谷明子)【★ ★ ★】
     暗い。

    ○受取人(奥田哲也)【★ ★ ★ ★ ★】
     この話が一番好きだったかも。
     すごく心を動かされたわけではないけど、他の話と比べて。

    ○最後の夏(松本寛大)【★ ★ ★】
     謎解きか??
     母親のキャラがしんどい。

    ○羅漢崩れ(飛鳥部勝則)【★】
     出だしからわけが分からず、読んでないです。

    ○長い廊下の果てに(芦辺拓)【★ ★ ★】
     分かったような分からないような。

    ○幻の男(藤岡真)【★】
     何が言いたいのか分からなくて、2ページくらいで断念しました。

    ○密室の鬼(辻真先)【★ ★ ★ ★】
     まぁこれも、元ネタを知らないと楽しめないよね。

    ○ある終末夫婦のレシート(柄刀一)【★ ★ ★ ★】
     おもしろい試みだけど、私には理解できず、どういう意味なのか調べた。

    ○完全密室への助走(早見江堂)【★ ★ ★】
     後味が悪い。

    ○騒がしい男の謎(太田忠司)【★】
     純粋におもしろくなかった。

    ○つまり誰もいなくならない(斎藤肇)【★ ★ ★ ★】
     ややこしすぎるけれど、他の話と比べたらおもしろかった。

    ○神々の大罪(門前典之)【★ ★ ★】
     オチというか、最後の最後、「神」に振り仮名が振ってある意図(意味?)が分からない。

    ○蒼淵家の触手(井上雅彦)【★ ★】
     話の意味が理解できなかった。オチも???

    ○かえれないふたり(有栖川有栖、光原百合、綾辻行人、法月綸太郎、西澤保彦)【★ ★】
     試みとしてはおもしろいけど、話としてはおもしろくなかった。
     オチがすっきりしない。

  • 20ページほどの短編集。
    ページ数の制限から、深みのある作品は少ないが、読みやすく仕上がっている。
    深水黎一郎「完全犯罪あるいは善人の見えない牙」が個人的ベスト。

  • ベテランと新鋭の豪華競演、作家23人の書き下ろし短編。 (「BOOK」データベースより)

    深水黎一郎「完全犯罪あるいは善人の見えない牙」、北村薫「続・二銭銅貨」、早見裕司「【静かな男】ロスコのある部屋」、汀こるもの「水密密室!」、鳥飼否宇「二毛作」、小森健太朗「奥の湯の出来事」、村瀬継弥「星空へ行く密室」、山澤晴雄「深夜の客」、伊井圭「位牌」、小島正樹「腕時計」、森谷明子「少しの幸運」、奥田哲也「受取人」、松本寛大「最後の夏」、飛鳥部勝則「羅漢崩れ」、芦辺拓「長い廊下の果てに」、藤岡真「幻の男」、辻真先「密室の鬼」、柄刀一「ある週末夫婦のレシート」、早見江堂「完全無欠の密室への助走」、太田忠司「騒がしい男の謎」、斎藤肇「つまり誰もいなくならない」、門前典之「神々の大罪」、井上雅彦「蒼淵家の触手」、有栖川有栖・光原百合・綾辻行人・法月綸太郎・西澤保彦「かえれないふたり」

    これも入院する時に持っていった1冊でしたが、ほとんど読めなくて、退院してから本格的に読みました。
    豪華な顔ぶれの短編を集めたアンソロジーです。

    なんていうか、反則技という感じの作品もあって、いろんな意味で面白かったです。
    柄刀一氏の「ある週末夫婦のレシート」はナンじゃコレ?と思いながらじっくり考えて、理解できた時は背筋がぞーっとしました。
    最後のリレーミステリは、期待しすぎてしまったので、ちょっと物足りなかったです。

    いつも言ってますが、こういった本はいろんな作家さんの作品を味わえて、いいですね。
    初めて読んで、他の作品を読んでみたいと思ったりすると、うれしくなります。

  • このくらいの短さは読みやすい!どれも同じくらいさらりと読めて面白かった。

  • タナトスシリーズを待つ間、こるものさんが読みたくて借りてみた。
    書き下ろしのミステリアンソロジー+リレー小説。
    こるものさんはタイトルからの期待通りにタナトスシリーズでした。
    割とシリーズものからそのままキャラを持ってきている方が多かったのかな?知らないのもありましたが、昔読んでたなぁという懐かしいのもあったり。
    ただ全体としてはちょっとがっかり感。でも面白いのもあったので☆3で。

  • 図書館にて借りる。アンソロジーは未読の作家さんの作品がいっぺんに読めるからいいね!

  • ほぼ半数が未読の作家だけど、どれも面白かった。

    深水黎一郎さん,早見裕司さん,村瀬継弥さん,小島正樹さん,森谷明子さん,松本寛大さん,早見江堂さん,太田忠司さん,斎藤肇さん,門前典之さんの作品が好き。

    柄刀一さんの『ある終末夫婦のレシート』にはビックリ。題名も秀逸。

    リレーミステリも一人一人の持ち分が少ないのにそれぞれの味が出てて良かった。

    北村薫さんの『続・二銭銅貨』は『二銭銅貨』未読の為未読。

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著者プロフィール

本格ミステリ作家クラブとは――
本格ミステリというジャンルのさらなる発展を目指し、2000年に設立された団体。年間の最優秀本格ミステリ作品を表彰する「本格ミステリ大賞」を創設し、その運営をおこなっている。初代会長を北村薫氏、2代目会長を有栖川有栖氏、3代目会長を辻真先氏、4代目会長を法月綸太郎氏がつとめ、現在5代目東川篤哉氏が会長をつとめ、推理作家・評論家・漫画家など約150名が所属している。


「2021年 『本格王2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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